おねショタ……というほどショタでもないかな、と思ったけれど、巻末あとがきに「おねショタ」とあったからおねショタだろう。
ってかこの男の子好きだな。俺はこういう、おとなしくて真面目なパーカー似合うタイプの少年が好きなんだなぁ。昔からいかにも苦労しそうなタイプ。死人の声をきくがよいの岸田純とか同系統だよね。あっちも好きだったな。まぁ岸田くんは頭悪かった気がするけど。
まぁ一般的にはショタよりお姉さんが重要なんだろうけども。表紙でふとももアピっているのがオネイサンです。ちょくちょく太ももアピる。太ももフェチによい?
生真面目な少年に力の抜き方をオネイサンが教えてくれる漫画。以下1巻感想。
男の子はつらいよ
俺はこういう男の子が好きなんだなぁ……とマジマジ思った。正直お姉さんより少年ばかり見てたわ。こういう生き方下手な子に手取り足取り教えたい願望。ないすか。ないですかね。俺はある。
でもこの感じが出せるのは、おねショタだけだろうな。この感じっていうのは、小さな男であるところの少年の生きづらさと、性の目覚めの感じだね。それを全部引き出せるのは、まぁやっぱりお姉さんでしょう。お兄さんには性の目覚めは引き出せないよね。いや、引き出している話もあるんだろうけれどジャンル変わっちゃうよねそれは。
まぁ少年ってのはたいへんだよな。特に小学生も超えるとね。半分はもう大人みたいなもんだから、大人の男として扱われることもあるし、本人もその自覚があるしね。だからハグなんて甘えたことはしないし、真面目に自立しなきゃって意識も出てくるし、ボールが女性に飛んできたら、かばって受け止めなきゃってなるし、それがうまくできないと「ダサい」と思う。そして女性の肌を見るとドキドキする。
心と体の成長を自分自身受け止めきれず、でもとにかく遮二無二頑張らなきゃって思いだけが強い真面目な子は、周囲が助けてあげないといけないね。
それは誰でもいいと思うんだけれど、この少年の場合は、通学路かな、通学の途中で前をとおるっぽい会社の、サボり壁あるお姉さん、というわけで、まぁだいぶ特殊やね。まぁラブコメ浪漫やね。特に恋愛的な発展にはならない気もするけど。少年にとっては初恋になるかもしれないけど。
お姉さんに感情移入するのであった
お姉さんは少年に過度なスキンシップで性の蕾を刺激しつつ、生真面目な少年をやんわりと包み込んで、世の中けっこう適当なんだよと教えてくれる。多分それは、みんなどこかで、何かしらの形で学ぶことなんだけれど、どうせだったら美人なお姉さんの胸の中で、その柔らかさと一緒に知りたいよね。浪漫だね。
でも少年よりもむしろお姉さんのほうに感情移入してしまった俺は、もう少年ではない大人ってことなんだろうなぁ。いや紛れもなく、そうなんだけどさ。
まぁあれだ、今を生きろよ、少年。
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