原作・氏家ト全。今更ながら、生徒会役員共のアニメを視聴した。例によってdアニメである(Amazon プライムにもあった)。なんて便利な時代なんだろう。
原作が4コマであることを感じさせない自然な流れと、原作ママのテンポの良さで、飽きずに視聴できた……というか、終わってしまったのが心寂しかった。
津田のツッコミがとても楽しみであった。以下感想。
いつものdアニメ
自分は毎月432円払ってdアニメを契約しているわけだが、そうしょっちゅうアニメを見ているわけでもなく、時折「あ、せっかく契約しているんだから見ないと」という謎の義務感のようなものに駆られてまとめて見ることが多い。そんな無理して見ることもないのにね。
まぁでも、好きな作品がどんな風に映像化されているのかはやっぱり気になるから、機会があれば見たいなぁという気持ちはあるわけだ。それで、折に触れてちょこちょこと原作を知っているアニメを見ている。自分のように、円盤を買うほどではないが、月々数百円程度でいくらか知っているものが見られるならよい、というタイプの人間にとって、この月額制の見放題サービスは良いものだと思う。
ツッコミアニメ
で、今回見たのは生徒会役員共(Amazn プライム・ビデオでも公開されているようだ)。ノリの良いギャグ漫画であるものの、ピー音連発の原作が音声のあるアニメでどのように表現されているのだろう、と思ったらやはり期待を裏切らないピーピーアニメ。
だがそれ以上に楽しめたのは津田のツッコミだった。津田は気の利いた一言をさらっと返すタイプのツッコミで、これを声で表現するのは至難の業に思えたのだが、声優さんは見事にアクセントとイントネーションでそれをやってのけた。中盤くらいからは、津田のツッコミを楽しみに見ていたと言っても過言ではない。ネットには津田のツッコミだけを集めた動画なども作られているようだ。
このツッコミスタイルは萩村スズにもリスペクトされたのか、恐らくは意識してスズからも津田っぽいツッコミがされるようになるのだが、これはスズ派の自分にとってはけっこう嬉しい。なんかセット感あるやん。ツッコミ夫婦って素敵やん。
割とスズ派なので
最後は卒業式ネタまでされていたけれど、実際のところ卒業式までに会長と津田が付き合わなければ、スズルートの道が開けるんじゃなかろうか。もっとも長い時間を共有することになるわけだし。現時点で一番津田に意識されているのは多分会長なんだろうけれど、会長変に真面目だから、在学中は付き合ったりとは考えないかもしれないし。まぁそれを言うとスズもそうなんだけれど……でもスズのほうが案外恋愛ごとには積極的なんじゃないのかなぁ、とか。
積極的と言うと、縁戚になってから津田家に押しかけて色々と既成事実を着々と築き上げているウオミーに勝る人はいないのだが。この人は大学生になっても今と同じようなスタイルでいるだろうから、もしかしたら一番強いのかもしれない。ってか津田に彼女できてもまったく接し方が変わらなさそうで恐ろしい。
3期はないかもしれないけれど
もしまたアニメがあれば、ウオミー大活躍だろうなぁ。アニメは2010、2014と2回作られているらしいから、2019年現在、3回目があっても良いのではないか……と思ったのだけれど、ちょっと調べてみたところまずないだろう、というのがその筋の方たちの見方ということで残念無念。きっとそうなんでしょう。まぁやりきった感はあるよなぁ。
……なのだけれど、よくよく調べてみると最近でも劇場版(!?)が出ていたり、コミックスもやたらと円盤付きのものがあったりして、まだだいぶ楽しめそう……なのだが……これは……金がかかるっ……!
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