『生徒会役員共*番外編(アニメ)』感想:何も残らないんだ(褒めている)

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dアニメの元を取るべく、思い出したようにアニメを見始めている。

このアニメは何も考えなくていいうえに非常に安心して楽しめて良い。全部見たと思っていたが、番外編が残っていて、なんだかタンスの裏から500円玉が出てきたみたいな気分だ。というとなんだか安っぽい気もするがそんなことはない。

どうでもいいが俺はスズ派。以下たらたらと感想。

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良い意味で感想がない

感想と言っても特に感想らしい感想がないんだよ。いやネガティブな意味じゃなくてね。しょうもない作品を読んだ時に陥る虚無的な状態とは違う、良い夢を見て目覚めた時のような、何を見ていたかはよく覚えていないけれど心地よい気分とでも言うべきものでね。

まぁ何しろ延々と同じことを繰り返しているだけだからさ。何か際立ったことがあるわけじゃない。別に進展があるわけでもないし。フラグは着々と立ち続けているけれども。

声優さんすごいよね

まぁ強いて言えば、個人的にスズ派ということもあって、津田とテニスのペアを組む時のジャンケンで、スズの声がだいぶ本気な感じだったのとかね、まぁよかったよな。何話か忘れたけど。こういう描写はアニメならではだ。

同じような話を繰り返すだけに、声優さんの演技力が求められる作品なのかもしれない。取り立てて声優に興味がない俺でも、津田やスズのツッコミの仕方には注目してしまったし、特に津田のツッコミはそれだけ聞いていたいくらいだ。ボケ役になることが多いシノも、シモネタを言うはまるで野原しんのすけのような鼻にかかった声というか間延びした声を出していて、非常に印象深かったな。一方で、アリアやウオミーは常に同じようなトーンとテンションでボケをかますのだが、やはりあえてそうしているのだろうね。

考えてみれば、我々の日常というのもそんな感じかもしれない。何か大きな出来事があるわけではないけれども、皆の反応は同じようでいて少し違うし、積み重ねていくとちょっとした変化もある。

これこそ日常系というものか。正直本作のアニメなら永遠に見ていられる自信がある……のだが、さすがにもうアニメ化は望めないのだろうね。まぁ仕方ない。

でもあと劇場版が残っているので、楽しみにしていようと思う。

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