作・山本アリフレッド。2018年4巻。
相変わらずイチャイチャしている。表紙は虎輔と棘田でやってほしかった。カップルものはちゃんとカップルを表紙にしてほしい。まぁそれだと後輩ちゃんは表紙になれないのも確かではあるが。
雪村と氷室についてはもう散々やってしまっているからか、虎輔と棘田のエピソード増えている。ってかこの二人は割と直球なエピソード出してくるよねなにげに。
そして余る後輩ちゃん。まぁ確かに表紙くらい目立っていいのかもしれない。作中でもそこそこ目立っているが。以下4巻感想。
割と真っ当にラブコメっている
研究室がこんな感じだったらきっと世界は平和なのに。いやどうかな。後輩ちゃんの立場だったら死にたくなるよな。後輩ちゃんよくこの先輩らに付き合っているよね。研究室の先輩としては優秀なんだろうけれど。
今回もその高い能力を無駄に使って青春を謳歌する彼ら彼女ら。この麗しき青春の手助けができるなら、俺もなけなしの金を出してその様子を観察してしまうかもしれんわ。
さすがにバイタルネタはもういいということか、困った時の心拍数はなくなったものの、理系ネタが全体的に少なくなり、割と真っ当に研究したりラブコメしていた気がする。海で棘田が絡まれていると思い、虎輔が男を見せるも勘違いで恥ずかしい、とか完全にただの幼馴染カップルやないか。いや大好きだけどさ。棘田もなんだかんだ悪い気はしないらしい。
理系ネタの行方
本作の特徴であった理系ネタ+ラブコメについても、今回は必ずしもラブ絡めてこない感じ。海でスイカの位置を複素平面に見立てて表し、その方向に向かって衝撃波を飛ばしスイカを割る先生という謎のネタは妙に印象に残った。
もちろん理系ネタとラブコメの融合は健在で、カップル最大密着問題は面白かった。
1コマでかなりインパクトがある。なんかゆうきゆう×ソウの漫画でありそうな構図だ。この後さらなるパターンが考案された時、「増えねェよ」「どんだけアクロバティックなカップルなんだ」と後輩たちにツッコミされるが、そのツッコミが漫画でわかる心療内科の療先生で脳内再生された。この路線もありだよね。
後はラブどころかコメですらない理系ネタとして、けっこうガチな研究発表があったが、公開処刑っぷりがトラウマえぐられるようでつらかった。何もそんなとこでガチ理系感出さなくてもええやん…。その流れで、雪村と後輩ちゃんがなにやらいい感じになりそうな感じで、次巻に続く!的な終わり方。
単行本派としては、この状態で数ヶ月生殺しはけっこうつらい。まぁまさか誤解から始まる修羅場路線になることはなかろうけれど、ページ数も少ないし、もうすこし先を見せてほしかった。。。
と言いつつこの歳になると余裕で待てるんだけどね。むしろ気がついたら新刊出てるわ。時の流れ恐ろし。これも一種の相対性理論ですか。
コメント