『理系が恋に落ちたので証明してみた。』3巻感想:これ以上何を証明するというのか

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作・山本アリフレッド。2017年3巻。期待の理系いちゃラブ漫画。

さすがにバイタル系はネタが尽きたのか、相変わらず心拍数万能説+体温血圧や「○○と思った回数」のカウントから発展していないが、ムードの数値化など環境要素の数値化を試みている。

今回もいい感じでイチャイチャしていた。棘田と虎輔もなにげにイチャイチャしていた。後輩ちゃんは見せつけられていた。以下3巻感想。

目次

何を見せられているんだ我々は!

本巻もイチャイチャしていてニヤニヤした。ハイライトはやはりキス(未遂)回か。静けさなどを考慮してキスするのに相応しいムードを数値化して、最高の盛り上がりでキスをしようとするが、当然性根がウブで恋愛経験値ゼロの二人だから、そうまともにできるわけもなく

「もうムードなんかどうえもいいからとっととキスしなさいよ!!」

と氷室がキレる。それに対して雪村は、氷室の髪に唇をつけたあと

「いずれ俺が必ず貴様に 理論的に最高値のキスをさせてやる
待っていろ!!」

と後ろ姿+メガネくぃっのイケメン過ぎる返しをしなさる。

皆の前で↓。

ほんそれ
山本アリフレッド, 理系が恋に落ちたので証明してみた, 第3巻

読者とのシンクロ率MAXポイント

ってか先生の表情もすごい。ってか隣のオッサンなんでこれ見て無表情でいられるんだ感情失ってるのか。

後輩ちゃんは今回も良い仕事。後輩ちゃんというフィルター通さないと、甘すぎて読めない可能性あるからね。一人だけ恋愛沙汰に関せず、時々古傷を抉られながら、ただひたすら見せつけられるだけな後輩。

幼馴染ップル

なにげに虎輔と棘田もイチャイチャしてるしなぁ。5人全員で順繰りにキスをするという、軽くクレイジーな実験したときにも、これといったことをしたわけでもなくしれっと5位だったし(といっても5C2だから10パターンしかないんだが…)、酔っぱらい回ではあざとく幼馴染カップル定番の本音吐露をかましたし……虎輔が 笑。こいつら幼馴染の伝統である結婚の約束を済ませていると見える。

あざとい

酔っぱらい回といえば、氷室も中々にあざとかった。印象として、氷室のストレートに可愛い表情が増えた気がする。酔っ払った時のわっかりやすい雪村好き好き攻勢の他にも、雪村と奏が(手に)キスをした時の涙目とか、あざとく萌え漫画のヒロインという感じ。まぁ元からあざといと言えばそうかもしれんけれど、ここまであざとくはなかったように思う。正直その点は少し残念に思った。

4巻も楽しみ

ところで順繰りキスでは、虎輔と奏はやる気なさげに(恐らくペットボトルで)間接キスをしたわけだが、これは一般的に髪の毛や手の甲のキスと比べてどうなんだろうか。個人的には間接キスのほうが嫌だ。まぁでも同性や身内だったら、間接キスは問題ないので、間接キスのほうが抵抗がないのが普通なのか……。

それはどうでもよくて、まぁ本巻もみんなイチャイチャしていて満足なのだが、理系要素はさすがにマンネリ感がある。次はひとつ、斜め上の恋愛理論式をたててみてくれないだろうか、などと無理な期待をしつつ4巻を待つのであった。

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