『残念女幹部ブラックジェネラルさん』1-5巻感想:残念だが当然なヒロイン

jin, 残念女幹部ブラックジェネラルさん 1

オススメされたメモで教えてもらったやつ。1話読んだら好みな感じがしたのと、ちょうどセール期間だったのでポチってしまった。

ボケ女が突撃するタイプのラブコメ寄りギャグ漫画。ラブコメ分多めのギャグにつくづく弱い。やや群像劇チック。古いけど突撃!パッパラ隊を思い出した。

この漫画を読むのはまずラブコメ好きだと思うが、ギャグ優先なのか、ヒーローのブレイブマンが5巻時点だとけっこうガチめでジェネラルさん拒否っているのが気になるところではある。今後、もう少しなんだかんだ情に絆されているところも見られるといいのだが。ジェネラルさんは可愛い。ブレイブマンにもう少しキャラ付けがほしいかなぁ。

なおジェネラルさんの所属するRX団にはラブコメの花が咲き乱れており、特にRX団のボスと秘書さんは多分本作で一番のナイスカップルなんじゃないかと思うんだが、サブカップルらしい遠慮のなさで途中NTRっぽい展開になったりもするのでやや注意。

以下1-5巻感想。

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残念だが当然系ヒロイン

ヒロインが軍服だからなのか、それともその性格か、昔なつかし突撃!パッパラ隊を思い出してしまった(続編については本サイトでも取り上げている→『逆襲!パッパラ隊』感想:懐かしのギャグ漫画は男も女も発情中)。この手のパワー系残念ヒロインは割と珍しい。ギャグにしか出てこないタイプのヒロイン。

ジェネラルさん本当に可愛い。ジェネラルさんに始まりジェネラルさんに終わる。ジェネラルさんvsブレイブマンの話はだいたい面白い。

ただ、どうしてもこの手のヒロインは男に邪険にされてしまう。まぁそこまでひっくるめての個性で、男に受け入れられた時点でキャラ変わっちゃうから仕方ないと言えば仕方ない。また、その暴走ぶりが割と酷いので、確かにまぁ受けいられないよな、って納得できてしまうという。

ジェネラルさんは可愛い、が

が、ラブコメである限りは、男もなんだかんだ言いつつまんざらでもないところあるんじゃない?というバランスもまた必要だと思う。その点、パッパラ隊は非常にうまくできていた。

で、本作のジェネラルさんは確かに可愛いんだが、ブレイブマンからの印象という観点で見ると、少しばかり拒絶が強すぎるようにも感じられている。パッパラ隊の主人公・水島は、ヒロイン・ランコがもしほかの男になびけば面白くない感情を抱いたろうが(実際それに似たような話はあった)、ブレイブマンは、ジェネラルさんが他の男になびいたら(ありえないけど)普通に喜びそう。家に帰って祝杯あげそう。いや、あるいは男を心底から心配するコースかな。

設定的にはくっついたら終わりなのはそうなのだが、もう少し情に絆されるというか、ブレイブマンもなんだかんだジェネラルさんを憎からず想うところないのではないか、くらいの解釈をできる余地はほしいところだ。性格反転とか、定番だけどあれやってくれると一発だと思うんだけどやってくんねぇかな。いやさすがに古いか。いやいや古いんじゃなくて定番。そう。定番。

ブレイブマン頑張って

ただまぁ、パッパラ隊は今にして思うと早すぎた漫画(言うて長寿漫画ではあるんだけど)なんだが、それ故に初期の割と正統派な面や適度なシリアスさがあり、それが結果的にラブコメ的なバランスを取っていたのかもしれない。男キャラも大事にされていて、主人公・水島もキャラがたっていた。言ってしまえば、ランコという強烈なヒロインを水島は受け切ったし、なんならはねのける強さを持っていたんだよな。

そこへいくと、あれから20年、進化したラブコメは先鋭化し、特にヒロインのキャラ的な進化は突き詰められた一方で、ヒーロー側はどこかおざなりにされた印象がある(野郎向けのラブコメでは、だけども)。そのためのアンバランスさだろうか。ジェネラルさんのキャラが強烈になるほど、それを受け止めるブレイブマンのキャラにも一曲必要になるのだろうか。

そういう意味で、キャラ的な意味でブレイブマン頑張って、なのかもしれない。

と、気がついたらむしろパッパラ隊について語ってしまっている今や立派な年寄の俺である。

ラブコメの花

本作は群像劇チックで(これがまたパッパラ隊を思い出させた…あ、またパッパラ隊の話を)、ジェネラルさんとブレイブマンだけではなく、主にジェネラルさん所属のRX団内部ではラブコメの花が咲き乱れている。

ジェネラルさんとブレイブマンがラブコメとしてはアレなためなのか、むしろこちらのほうがベタベタにラブコメしており、特にボスと秘書さんはラブコメ好きならだいたい「あ、はい、好きです」って感じだと思う。それだけに、秘書さんが洗脳された時はNTRものみたいな展開で、ちょっとびっくりしたわ。しかもジェネラルさんは洗脳はねのけるから、余計に洗脳された秘書さんおーいっていう。しかも解決方法プリンだし。秘書さんの洗脳はちゃんとボスが解くべきだった……。正直あの洗脳野郎話は、長い割にどうにも微妙だったなぁ。

まぁでも、ジェネラルさんは確かに可愛いし面白いので、全体的にはけっこう楽しめた。6-7巻も読むつもり。というかポチったしね。ラブコメ度がもう少し上がると嬉しいけど、どうなるかなぁ。

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2 thoughts on “『残念女幹部ブラックジェネラルさん』1-5巻感想:残念だが当然なヒロイン

  1. FAI

    ジェネラルさんとブレイブマンのメインの二人は最後の直前までこの状況が続きそうな気がします。ラブコメ度はボスや秘書さんたち他のカップルで補う形でしょうか。どんどん周りのキャラたちが先にカップルになっていくのが楽しいです。

    返信
    1. tama

      おすすめどうもでした。面白かったです。
      カップルがいっぱい系ですね。
      僕も好きなジャンルなんですが、やっぱり肝心要はメイン二人だろうと思う気持ちもあって、ジェネラルさんとブレイブマンにはもうちょっと頑張ってほしい。
      6巻読んだらちょっとブレイブマン側からも意識するようなところがあったので、ラブコメとしての掘り下げも期待をしている感じです。

      返信

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