横田卓馬, ポンコツ委員長とスカート丈が不適切なJKの話 1, 2019
面白かった。ギャグ寄りのラブコメで、女子よりも野郎のキャラのほうが濃いパターン。男向けだと思うんだが、男向けでこの構成のラブコメは珍しいな。
いや、でも昔はこういう野郎なアナーキーなラブコメ多かった気がするな……。
カップル乱造系の香りがするがどうなるかな。以下1巻感想。
個性的な野郎
「スカート丈が不適切なJK」というなんとも気持ち悪いワードが目を引くラブコメ漫画。実際、最初のほうで風紀委員の桜大門が、主人公にしてヒロインと思しき微笑にスカート丈を「不適切」と注意する様はなかなかいい感じで気持ち悪かった。
しかもその不適切なスカート丈と時折拝見した下着に劣情を煽られていることを吐露するシーンが最初の3ページ目という中々パンクな構成。物語の初っ端にパンツを晒すヒロインはこのラブコメ界隈に珍しくないが、パンツについて評論されるヒロインはとても珍しいと思う。
とまぁ個性的なのは野郎のほうだが、彼の気持ち悪い告白に真っ赤になって応えるヒロインはある意味理想の彼女かもしれない。実際微笑ちゃんめっちゃ可愛いのは確か。こんな子のパンツ見たら劣情催されるのは仕方ないね。うん、まぁ実際のところ不適切で気持ち悪いのは俺の脳みそだね。もうどうしようもないからすまない。
ちなみにこの漫画はゼロ下着描写なので、絵的には健全。まぁお色気で売るような絵柄でもなかろうが。
ギャグ強めながらラブコメディ
まぁ直接的なお色気は雑味なことが多いから、実際いらんけどな。特にこの漫画はきっちりギャグやってくれているし。野郎のキャラの濃さはなんとなく懐かしくて嬉しくなるな。
で、ギャグ分強いのにも関わらず、ラブコメについても相当しっかりとやってくれる。というかそれがメイン。デリカシーなきセクハラを繰り返す桜大門は、同じように無自覚に攻めっ攻めなので、恋愛紙装甲の微笑はまぁデレにデレる。一昔まえならツンデレ扱いされたかもしれない。ん?もはや二昔前か?まぁいいけど。どうでも。
ってことで、なんかだいぶ楽しめてしまったんだよね。なんとなく、カップル乱造系に走りそうな印象も受けたけど、この先どうなるか。うーん、続き即ポチるかっていうとちょっと微妙ではあるなぁ。でもそのうちに読むかなぁという感じ。
コメント