13巻表紙は仁科。さすがに仁科は交尾要員ではない模様。
特装版が出ているようだが、内容はルーミづくしとのことで、別段ルーミ推しでもない俺は華麗にスルー。
というか本作はかなりハーレム色が強く、そのため特にこのヒロインがいい、みたいなものがない。いや、特定のヒロインが過度に魅力的過ぎないが故のハーレム色の強さなのかもしれない。
相変わらず全体の7割くらいが交尾なのだが、まぁ7割は言い過ぎなんだが、感覚的には9割交尾で、毎度のことながらマンネリ……なのだが、今回はいいぞ。
嫉妬深い幼馴染が無の表情で嬌声を聞き続けているのいいぞ。以下12-13巻感想。
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幼馴染の変わり果てた姿
こいつらいつも交尾してんなと思ってたら読み終わる交尾漫画ももう13巻。そういえばノノノノとかエルフェンリートは13巻で終わってたっけ。この漫画はもう少し続くっぽい。ブリュンヒルデは18巻だったかな。コンスタントに長く続くなさすがベテラン。中身ほぼ交尾なのに。
さすがにマンネリ状態が続いていたが、12巻でヨータの幼馴染で嫉妬深い神である仁科が目覚めてからは面白かった。嫉妬深い神の目の前で交尾、しかもエゲツない交尾をしまくって、仁科の顔がどんどん歪んでいくのが実に見ものだった。

↑目覚めた当初は記憶を失っていて、周囲の人たちにも怯えた様子の仁科は愛らしい少女の顔を見せる。オーラがないとか散々な言われようだが、だからこそ周囲の者も警戒心を解いたのだろう。

↑ルーミとヨータの交尾を目撃。真顔で観察。この時点では物心覚えた子供のような印象を残す。

↑しかしその後も、寝ている隣でおっぱじめられた時は無の表情で目からハイライトが消える。その代わりなにかオーラが出始める。目覚めた時にこれだったら拘束されていたのではないか。

↑その後、性懲りもなく新しい街でルーミとヨータがおっぱじめ、ルーミが愛を叫ぶのを別室でじっと聞く仁科。こいつ絶対闇魔法使えるだろ。
ヨータもよくやるよね。記憶を失っていると思っているとはいえ、記憶を失う前の仁科に「好き」といいたかったと、二人きりの時に抱きしめながら言っているからね。

↑そして極めつけ、13巻ラストにて、メイと調子ぶっこいた交尾をしてベッドではぁはぁ息を整えている時に満を持して颯爽と登場する仁科。汚いものを見るような目をして吐いた言葉は「もう死んだほうがいい」。
これは、女を弄ぶヨータを女として咎めているようにも見える。実際、女をからかって「発情させて遊んでやろうか」と思う程度には、ヨータは堕ちかかっている。ヨータ自身も、「こうしてこの世界の男は闇堕ちしていくのか」なんて思っているので、自分の思考様式がゲスい方向に向かっている自覚はあるらしい。それでも性の誘惑には抗えないようだ。
仁科はヨータに対して特別な想いがあるのか、この時点ではよくわからない。記憶を失っているとはいえ、仁科は元々ヨータのことが好きでかつ、ヨータとの会話からなんとなくそういう想いを抱いていた関係であることは察せられるだろうし、というか「死んだほうがいい」発言の前の「あなたも同じなのね」は記憶喪失者らしからぬ発言で、記憶喪失というのもどこまで本当なのやら。
エルフたちと交尾して取り乱すルーミを見て、「嫉妬深いんだね」とニヤリとする様子、というかルーミに冷静なツッコミを入れ、魔法を使うエルフたちにも物怖じしない様子は既に大物の風格があり、最初怯えた様子見せていたのも演技だと言われてもまぁ納得できる感じ。
まぁ、「嫉妬深い神」らしいので、やっぱりヨータに対する気持ちはあるんじゃないだろうか。そのほうが面白いしね。
交尾はマンネリだが、交尾の様子をハイライトの消えた目でじっと伺う幼馴染が面白い漫画でございました。14巻も楽しみ。
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