『パラレルパラダイス』10巻感想:生きるも死ぬも交尾の後に

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岡本倫, パラレルパラダイス 10, 2020

なにか面白いポーズだが、表紙になっているということはやっぱり今回はこの子がアヘ顔晒すことになるんだな、と思わされる交尾漫画第10巻。どいつもこいつも即交尾できそうな服着やがって……。

その内容はもちろん交尾。交尾の合間にストーリーが進む。あれ、どんな話だっけ。

以下10巻感想。

目次

今回も交尾漫画

交尾シーン抜かすとページ数1/3くらいで済むんじゃないのかというくらいの交尾漫画第10巻はやはり相変わらず交尾している。

もっとも、交尾シーンが物語的に意味がないかというとそんなこともない。ガリアとの決戦前夜、発情したミサキがヨータと激しく交尾して「今死んでも何も心残りがない」なんて思ったりするのは、まぁ大事なシーンだとは思う。交尾中の様と、決死の覚悟で静かにガリアの前に出る様の対比は、人の生き様というものを感じさせる。

というか、今回については表紙の爆弾娘よりもミサキのほうが印象深かったかもしれない。男との交尾に抵抗を示していたけれども実はむっつりどすけべパターンは、既に何度かやれているからな。まぁ結果は見えていたというかなんというか。

ミサキ漫画

その点、次の段階に進んで、ヨータと心の結びつきにまでたどり着いているミサキのほうが趣があるというか。メインヒロインではないからなのか、凌辱展開になったりもして(言葉の限りでは未遂で終わったっぽいけどどーなんだろー、と思ったけどやられたら死ぬんだっけ。生きているということは未遂か)、そのうえでヨータに抱きしめられただけでハート目になって股からダラダラ溢して悦に浸るってんだから、まぁルーミより目立っているよね。というか、今回は本当にルーミよりの存在感がなかったな。

ん、あれ、何のお話だったっけ。いや、何しろ交尾の合間にちょこちょこと話が進むもんだから、ただでさえ脳細胞死んでいるのに、もう何の話かわかんねぇよな。今回はガリアが死ぬのがハイライトだったかもしれないんだが、正直まぁ特に思うところもないというか。まぁ順当に勝ったな、っていう。

あーでも、男に夢を見すぎている新キャラのペコちゃんはちょっと楽しそうな子かも。こういう夢見る乙女的なキャラ(といってもいいと思うんだが)、最近あまり見ないもんな。若干BL属性もあるっぽいが、それよりは夢クラスタの人間っぽい。

次は夢見る乙女の夢が膜と一緒に破られるのはちょっと見たい。あれ、なんか言っててゲスいな俺。ははは。なんか色々麻痺するんだ、この漫画読んでいると。

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