『俺のぱんつが狙われていた。』実は普通の恋愛漫画

好きな人のパンツが欲しくてたまらない美少女に、パンツをせがまれて追っかけ回される話。と書くと楽しそうだが、実際のところ普通の恋愛漫画。以下感想。

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基本情報

俺のぱんつが狙われていた。 | 月刊コミック電撃大王公式サイト

全4巻。作者の深山おからは本作で初読み。最近こういうラノベっぽいタイトルの漫画増えたね。おれぱんと略すらしい。そうなんだ。

だいたいこんな感じ

変態美少女桜坂このみは好きな人のパンツが欲しくてたまらなくなる体質。今日も今日とて想い人村上祐希のパンツを狙う。だが村上には桃瀬ひいろという好きな女子がいて、彼女との少女漫画のような恋を夢見ていた。が、付き合ってるわけでもないし、自分以外周りが見えていないこのみは今日もネバーギブアップ精神で村上のパンツを狙い続けるのであった。

話の筋としてはこれくらい。設定的には面白いとは思うんだけど……うーんこれ普通は一発ネタだなぁ、と。作者が相当の下着フェチ(しかも男物もの)なら続けられるだろうけど、残念ながらどう見ても下着フェチな感じではないし。それでどうなるかっていうと、普通の恋愛漫画に。

何故かひいろが好きな百合娘などもいて、この子の存在意義が俺には謎なのだけれど、これこそ作者の趣味なのではないかと思えた。ほんとはこういう子の話を描きたいのでは…?

村上の敬愛する少女漫画(村上は少女漫画好きで、典型的な少女漫画的恋愛に憧れている設定)の作者の話は割と王道にラブコメで素直に楽しめた。ベタだけど。ベタええやん。

一つ確実に言えることは、作者は男物のパンツが好きではない

総評

タイトルに期待して読むと肩透かし。絵は可愛いよ。女の子を眺める感じ。ベタだけど少女漫画家の子の話はラブコメ好きならベタに楽しめるのでは少女漫画家の子とくっついてほしかった

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