『俺んちのメイドさん』6巻感想:恋しか悩みのない世界

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大原ロロン, 俺んちのメイドさん 6, 2019

幸せハッピーなカプ系いちゃラブ漫画6巻。今回はなんと期間限定で聴けるボイスドラマがついていました。といってもYoutubeですが。

相変わらずイチャイチャしているのだけれど、関係は進まず。相手の好意を半ば確信しつつも、最後の一歩を踏み出せないタカオミとサラが、告白一歩手前でひょわああああってなっている間に終わる。仕方ないね。こんな可愛いカップルいたらもう世界平和だよね……

いや滝蔵と小春は正式にお付き合いまでいくのですけどね。この二人はまぁ予定調和というか。滝蔵が積極的だからそうなるかなって。まぁどっちか片方が踏み込めればそうなるよね。年齢の壁でもない限り 笑。まぁリノとヒロフミならセーフだろうけれど、ヒロフミ的に実際のところリノはどうなんだろね。いやアカンってことはなかろうが。

以下6巻感想。

目次

相変わらずハッピーなことで

世界がこうならいいのに(溜息)。

いやまぁ、時には苦い思いをするのが人生の醍醐味だとは思いますがね。そうは言っても、つらいこと多すぎるやないですか、人生。うまくいかないことばっかりでね。嫌なヤツも多いし、自分だってそんな優しくなれないし。なんだかな、なんだかな。

そんな疲れた一般ピーポーであるところの俺が、ちょっと漫画で楽しい夢を見たってええやん。皆が皆をごく自然に思いやっているステキな世界ですわ。はー……なんつーのか、恋以外の悩みがない世界だな、と……はー……(溜息)。

強いて言えば、小春あたりは身分の差という現代らしからぬ悩みを一人抱えていたが、まぁもうそんな時代じゃないですよということで、周囲の人からは軽く一蹴され、めでたく滝蔵とお付き合いになるし、平和しかない。タカオミとサラはお花畑だしラブアンドピースに過ぎる。普通に考えたらドン引きのアキラとお嬢様の仲さえこの世界においては素晴らしいものに思えるし。ヒロフミが実際のところリノのことどう思っているのかはまだ未知数だけれど、まーこの流れなんだからお察し。

カップリング連鎖

滝蔵と小春がくっついたのを契機にして、サラもタカオミとの仲をちょっと意識する。そう、この手のカップル乱造漫画は、カップリングの連鎖反応が起きるのだ……。恐ろしい。

だがうぶうぶなので、サラもタカオミも、告白一歩手前のところで足踏みしている。ってかまぁ、ふたりともお付き合いというかもう結婚意識している感あるからなぁ。特にサラ。

大原ロロン, 俺んちのメイドさん 6, 2019

ビッグな指輪……もうこのね、あざとい、あざといだけのオチ。ずるいわー、あざといわー。入るかな…?じゃないですよ。いやもうほんとにごめんなさい。

でも、さすがに次の巻ではくっつくのかなぁという気もする。くっついたらどうなるんだろう。くっついても特に何か変わるわけではない気がするぞこの二人。

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