『通りがかりにワンポイントアドバイスしていくタイプのヤンキー』1巻感想:男向けで言うところの清楚ギャル

おつじ, 通りがかりにワンポイントアドバイスしていくタイプのヤンキー 1, 2019

男向けでいうところの「清楚なギャル」の女向け版。見た目は不良っぽいけど実は純朴で超優しいイケメン兄貴。男向けなら、見た目はギャルっぽいけど実は奥手でいい子の美少女になるやつ。

一応ヒロイン?っぽい子はいるけれど存在感がない。基本はイケメンのイケメンぶりを楽しむ漫画。女がギャル系ヒロインのラブコメを読んだ時の気分がなんとなくわかるかもしれない。こういうの見ると、男も女も変わらんのだなぁと思うと同時に、やっぱりも違いもあるものだなぁと思う。

以下1巻感想。

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身も心もイケメン

ちょっと引くぐらいのいいヤツにしてイケメン。あまりにイケメン過ぎて、正直男の俺としては共感のしどころがない。極道主夫みたいに、女も引くレベルの極道っぷりが垣間見えると、男でも楽しめるんだが、この漫画の場合は「見た目がヤンキー」なだけで、実際にはヤンキーではなく、とことん「女の理想を詰め込んでみました」という感じなので、身も心も男の俺としては、楽しみ方が少し難しい。

まぁこれは、ヒロインがギャルっぽいけど実は奥手でいい子な美少女のアレを読んだ女の気持ちに近いのかもしれない。男も女も変わらんなぁと思う一方で、男向けと違うなぁと思うのは、たとえばヒロインがギャル(の見た目)系のラブコメだと、番の男はオタクだったり陰キャだったりして、その非モテっぷりが強調されることがよくあるのに対して、この漫画のヒロインは特にそういうこともなく、まぁまぁ普通の女子だというところだろうか。

ヤンキーとチャラ男、レディース(死語)とギャル

これは男と女の性差なのかなと最初思ったが、女向けでも「地味で目立たない私」が「みんなのイケメンヒーロー」に愛されちゃって困るみたいな話はいくらもあるわけだから、まぁそうとも言えないか。どちらかというと、「ギャル」と「ヤンキー」の社会的地位の差かもしれない。ギャルはスクールカーストにおいてもクイーン的に高い位置にいるが、一方で不良は、少なくとも現代社会においてはカースト外の存在である(昔は高かったかもしれんが)。したがって、「地味で目立たない」スクールカースト底辺の私が、同じくスクールカースト外にいる不良とよしなにする、というのは大して面白くない、のかもしれない。そういえば、男向けでも時々ある女ヤンキーがヒロインのタイプだと、主人公には陰キャとかオタクという属性はつけられず、平凡なところを強調されることが多い気がする。

そもそもヤンキーヒーローの対となるのはヤンキーヒロインなんじゃないのかという疑問もある。が、これは恐らく違って、ヤンキーヒロインの対となるのは浮気っぽいチャラ男ヒーローの気がする。あるのかどうかは知らん。ただヤンキーヒロインものも、決してマジョリティではなく、まぁニッチなジャンルである。この場合、一般に異性から好まれない属性、というのが本質的と思われる。

そうすると、この場合の性差というのは、ヤンキー男・チャラ男、ヤンキー女・ギャルの異性からみた性的魅力のクロスっぷりなのかもしれない。

などとわけのわからないことを考えながら読んでたら1巻読み終わった。2巻は多分読まない。

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