『おちこぼれ騎士団はスケベスキルで成り上がります』1巻感想:特に成り上がっていないしスキルもないが確かに騎士団だしスケベ

作・まもウィリアムズ、2020年。これR18とちゃうんけ?と思うけど一応一般誌らしい。しかし内容はガチめのエロだし、最後の短編なんかダークな異種姦凌辱で、ちょっとこれ少なくとも入り口にあるやつじゃないよねっていう濃い内容のものがあるため、耐性のない人が読むとトラウマになるかもしれないが、耐性のない人はこんな漫画読まないのでいいのか。

実際、だいぶ前に読んだ記憶があるのだけれど、このサイトで取り上げてないのはあまりにもアレ過ぎたからっていうのはあると思う。当時まだGoogle広告置いてた気がするけどアレを具体的に書いてしまうと秒でGoogle邪神からお怒りのアラートメールが飛んできたのではなかろうか。一般誌だと言うとろうに。

まぁ基本的に本編は明るいんだけれど、フツーに開幕でゴブリンにやられてるんだが、当人らが気にしていないのであっけらかんとしている、という感じ。内容を一言で言えば同人エロゲのビッチプレイ

以下、我が国って本当に法的な規制は性器の接合部が見えているかどうかだけなんだなぁと学べる漫画感想。Kindleでフツーに売ってるけどいつ差し止め食らってもおかしくない気がする。

目次

ゴブリンから始まる一般誌生活

まもウィリアムズは本サイトでもみりたり!を取り上げている。続編のヒロインがとてもフェティッシュで可愛かった。フェチが滲み出ていた

愛らしい絵柄だが、一応戦争テーマで、また拷問など描かれていないだけで残虐なこともやっていたとされるような背景設定が印象的。

本作はその残虐部分もきっちり描いたファンタジーで、開幕から壁尻ゴブリン姦というなかなかの展開なのだが、何しろ全員大して気にしていないため、やってることに対して作中の雰囲気は非常に明るい。明るいもののやっていることはやっていることであるため、本当に耐性がないとブルーになってしまうかもしれないんだが、まぁでもそんな人が本作を手に取るとはちょっと思えないから、問題ないのかもしれない。

その後も触手、輪姦、凌辱、催眠などの展開が続くのだけれど、雰囲気は一貫してとにかく明るいし悲壮感がない。なんなら笑いさえする。この明るさはやっぱり一般誌だからなんだろうなぁ。エロはめっちゃ意識しているけれど、本質ではないんだろうと思われる。

悲惨もあるよ、実用性も……

まぁでもやっぱりエロスはエロスです。世の中のものをエロ漫画とそうでないものにわけるなら、エロ漫画に入るのかなと思う。

そして最後の短編はガチめの異種姦凌辱で悲壮感も漂っているため、本作を手に取る諸兄でも「さすがに引くわ」となるかもしれない。具体的に言うと聖職者が仲間の裏切りでゴブリンの巣穴に放り込まれたいへんなことになってしまう話。救いはない。ってかこの話はさすがにR18のほうが良いような気もした。

そう思うくらいなので、いわゆる実用性の観点で言うと、属性があえばあるかと思われます。異種姦だけどね……。

異種姦レビュアー

そしてこの作品読んでいてちょっと思い出したのが異種族レビュアーズだったりします。

作品の方向性自体はだいぶ違うんだけれど、根底にある屈託の無さというのか、タブーのなさというのか、通底するものがあるように思えた。

実はちょっと続き読みたい

本作は1巻完結だと勝手に思っていたのだが、この記事を書くためにAmazonを見てみたら3巻まで出てて笑った。正直続き読みたいと思った。といってもあまり定価でポチる気にもならないんだが……かといってこの類の作品は中古もなんか抵抗ある。いや真面目な話、使われてそうで。

ということで、2巻以降は読むかもしれないし読まないかもしれない(いつもの)。

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