『月刊少女野崎くん』13巻感想:メインマスコットCちゃんとかいうメリバブレイカー

割と早めにポチってたのに3年積んだ。俺にはよくあること。前回記事は以下。

本作の表紙はみこりんと堀ちゃん先輩で、作中も二人の話多め。そしてそういえば確かに作中で一番ヤバイのって堀ちゃん先輩やなと思った。しかし公式でここまで解説してくれるとは。新キャラ出たけどみこりんと絡むんやろか。まぁ今回だけか。

佐倉はもはや身も心もマスコットなのにちゃんとヒロインしているのですごいなと思ういろんな意味で(ディーふらぐ!のメインマスコットも見習ってほしい)。

以下13巻感想。前野はギャグ漫画補正かけてなお許されないんだけど実体験ベースになっていたりするんだろうか。

目次

前回記事

今回のみこりん

みこりん初っ端でまたみこりんの性癖が出た話だったけわけだが、やっぱりみこりんおっぱい星人なのか。都さんにも胸派か尻派か聞いていたしこだわりがあるんやな。とはいえ男子高校生だし健全の範囲内ではある。都さんにオススメしようとした作品から監禁くらいはいけることは判明しているが主食ではないようだし、今回もメリーバッドエンドことメリバについては否定的だったことから、基本的に可哀想なのは抜けないスタンスで、伝統的なはっぴぃえんどを好んでいると思われる。純愛派だしNTRにも拒絶反応がありそうだ。

まぁみこりんの性癖はいいのだが、それはそれとしてみこりん心許すとダル絡みするよな。

腕の置き方だけ見ると陽キャで草。心許されるハードルも意外と低いし、男版チョロインなんだよなみこりん。さすがまみこ。

メリバなるもの

ところでメリーバッドエンドって初めて聞いたけどそういう名前ついてたんだねアレ。俺も好きではないな。ってかみこりんのいうとおり本質バッドエンドやしね。ただあの手のやつ、外形がハッピーっぽいから、本当にハッピーエンドと解釈する人が一定数いて、どっちかっていうとメリバそのものよりも、そういう蜘蛛の糸が切れたのは重量オーバー系くそ解釈する人がイライラする問題の気がした俺の場合。

ここまで吹っ切れたら笑うんだが、しかし野崎の漫画多分一定年齢超えた読者からはギャグ漫画として楽しまれてるんやろなぁという認識を新たにした。ただメリバって、結局見せ方の問題という気はするので、野崎にしてみたらどうでもいいことなのかもしれない。というか、多分野崎は「エンド」の概念自体が希薄なのではないかという気がした。それはけっこうわかるし、佐倉もそういう感性持ちっぽいなと思った。

そんな野崎&佐倉も心配になる堀ちゃん先輩のありそうな一幕。

なんかすごい想像できるわ。確かに堀ちゃん先輩本作で一番ヤバイかもなぁと思ったと同時に、二次創作殺しの気もした。こんなん公式でやられたら二次創作作家はやることない。

メインマスコットCちゃん

公式マスコット化したCちゃんこと佐倉、メインヒロインとは思えない姿に。

完全に佐倉

多分読者(作中)にとてもふっくらした感じを想像されているのではなかろうか。ってかこれを思い人に描かれることについて思うことはないのだろうか佐倉。

なんだが、佐倉はこんな感じなのにちゃんとヒロインしているので妙に関心する。ストーカー属性や野崎以外に対して露骨に興味がない、というか脳のメモリの9割が野崎に割り振られている感じがよいのだろうか。マスコット化はしばしばヒロイン属性を相殺するのだが……というか実際本作でも佐倉のヒロイン属性については損なわれている気はする。

おいしいチョコがなくて悲しんでいるCちゃん

これは123号扉で、メリバ風野崎と佐倉と思われるが、見た瞬間飲んでたコーヒー吹いたんだけどメリバがギャグになるカップルってどうなの?

まぁでもギャグになったのは佐倉が捕らわれているからで、捕らわれているのが野崎のほうだったら「超えてはいけない一線を越えてしまったのか……」と真顔になりそうな気もする。

次回記事

ということで本棚の上にも3年積んでた13巻読破。次は14巻読みます。

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次