『月刊少女野崎くん』12巻感想:流れで笑わせてくれるラブコメ

前巻の感想記事から5年経過してまさかの続巻感想記事。本作はまだ完結していないと思うが、最新巻は16巻だっけ?刊行ペースを考えると一オリンピックくらい遅れていることは確定的に明らか。まぁそんなもんですうちのサイトは(積極的に新しいやつ見ていこうみたいなこと言っていたのはなんだったのか)。

まぁ前回から5年たってるので、溶けきった俺の脳細胞だとその記憶はだいぶ怪しいんだが、読みながらちょっとずつ思い出している感じ。この漫画は群像劇なので色々な見方の人がいると思うけれど、俺が一番気になるのはみこりんの今後だったりする。具体的にはソロで終わるのかお相手ができるのか。個人的にはお相手作ってほしいんだけれど。ってかもう結論出てるのかな?

何もわからないまま12巻感想。みこりんと5回くらいお茶したいだけの人生だった

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みこりんの性癖を探れ

まぁみこりんのオタトークはつい読んじゃうよねオタク的に。都さんはだいたいOKだと思ったみこりんの勘は正しいと思うが、正直ベクトルはだいぶ違う気がする。節操なさそう。石化とか好きそう。

実際都さんはかなり業の深いとこまでいきそうではある。男性向けのエロもアレでけっこう奥が深くて、今回は着ぐるみだったが、着ぐるみですらないガチの化物にただただ嬲られる男性とか、女性向けでもゲイ向けでも一般(?)男性向けであるしなぁ。ジャンル的には蟲姦が近いだろうか。ただそれは、変態というよりむしろ淡泊だからという気がする。

一方でみこりんは感情移入度が高いので、アブノーマルなやつは一定以上だと若い感受性が耐えきれないのではなかろうか。十代ということを考えると、せいぜい女の子が酷い目に遭う程度のやつで止まってそう。化物相手ならせいぜい触手では?アレくらいでも大昔に初めて見た時はトラウマになったけどねぇ。かつてはワイもピュアだった……。今だと少年漫画ですらライトな触手はあってみんな耐性できてるだろうから、そんなでもないだろうか。

ってかみこりんNTRモノ読んで本当に傷ついてそうだなって。

オールウェイズ笑わせてくれる

ってか全体的にめっちゃニヤニヤしながら読んでたわ。これは電車で読めないねぇ……。ハイレベルなラブコメをオールウェイズ届けてくれる。ってかまず純粋にギャグのクオリティが高いんだわ。ギャグ漫画自称の実質ラブコメ(貶しているわけではない)よりもよほどギャグ漫画してるんよ。

しかもこれクレヨンしんちゃん系の流れで笑わせるタイプで、一発ギャグじゃないから、どこそこが良いとか言いづらいんだよね。1コマだけ引用しても、その面白さがわからない。わかりやすいところだと「肋間神経痛じゃないから!!」とか2ページ前のオチを多段にしてきたわけだけど、これ説明すると野暮って感じがするよね。レビュアー泣かせだが、俺はこういう流れで来るのが好きでね……。

……とか言ったけどそういえば野崎くんってラブコメとして売られているんだろうか?(本当に何も知らずに単行本追ってる人)でもこれがラブコメじゃなかったら何がラブコメなのかって感じだしなぁ。ギャグだってベースがラブコメだから成り立ってるのがほとんどだし。そんならやっぱりラブコメで売ってんのかな(調べない)。

ラブはそんなに進まず

ところでラブコメ観点で言うと、今回も特に大きな進展は……まゆまゆ?うーんまぁでも微妙。みこりんは結局みんなのアイドルでモブ男とフラグたてただけだった。ファン増やしてるんじゃないよ。あとリボンは一応メインヒロインなんだからもうちょっとお前こう……リボン……。まぁでもリボンくっついたら終わっちゃうしな。なんだかんだでCPだと若瀬尾好きだわ。地味にオールウェイズラブコメしてる気がするし。いや、他の子らがしてないというわけでは……。

まぁ13巻以降もまたボチボチ見ていくよ。オリンピック遅れだけど。

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