1巻表紙とは違いこちらは三姉妹がドアップ。野村はうしろにひっそりと。しかし、一度は出ていこうとした野村であるが、雨降ってなんとやらで、今は田中家ともすっかり馴染んでいる。
1巻の限りではラブコメ的には次女か?と思い、2巻途中までもそんな感じしたけれど、読んでいくとやはり長女か?という気もする。しかし、野村と田中姉妹の間で本当の家族のような絆も見え始めている。だいたい田中家も訳ありっぽいしなぁ。
以下感想。
おっさん不憫萌え
相変わらず野村のおっさんがいい味出している。
↑35歳になるまでプレゼント貰ったことなかった人。なにそれ泣ける。でも俺もついぞラッピングされたプレゼントなんて……いややめよう。とにかく野村のおっさんが泣ける。35って野原ひろしと同い年で、野原ひろしもたいがいだけどそれよりさらに老けている苦労人野村。
そして三姉妹からクリスマスにちゃんとプレゼントもらえるくらいには、田中家にしっかり馴染んでいる。野村が出張で樹海に行った時は(どういう出張だよ)、野村と自殺の親和性の高さなどもあり、帰りの遅さを三姉妹は非常に心配する。もちろん野村は普通に帰ってくるのだが、想像以上に三姉妹に心配をかけたことを知り、ごめんと謝り、自分も久しぶりに一人で心細かったと吐露する。直後、今の自分の発言キモかったかとハッとするが、三姉妹は野村の反応に割と満足げ↓。
野村は気づいていないものの、野村はもうすっかり田中家の一員になっている。家族的な絆が深まっていて、なんだかおっさんと少年の友情物語のように、随所随所でなんだか心温まる。
長女か、次女か、それが問題だ
が、これはおっさんと少年ではなくおっさんと女の子である。特に長女は既に社会人で、一回りほど離れてはいそうだが、十分にラブコメ射程圏内。ラブコメっぽい描写も少なからずあるのだ↓。
なんというラブコメの予感。この直後、斉藤が家に来て二人きりにはならないのだが、これには野村も一瞬ドキリ。二人でラブホテルに入ったりと、大人らしいラブのコメり方をしている。
しかし個人的には次女のほうがラブコメの波動があるように感じられるというか、野村に対して一番異性らしい反応をしているのが次女だと思うんよなぁ。↓とか。
海回にて。こういうの見ると、やっぱり異性に対するそれだと思うんだがなぁ。
それにしてもこの漫画で海回があるとは思わなんだ。ちゃんと水着でサービスしてくれます。
ということで、ラブコメ的には長女か次女か、微妙なところだ。個人的には次女推し。女子高生で背徳感あるけどこの二人ならなんだかアリな気がする。月は大人びているほうで、野村に対しても強気だし、一方野村は年齢よりさらに老成してしまっているような風貌と性格だが、気は弱く月に頭が上がらないので、バランスが取れているような。
家族エンドかもしれんけどね。いやでもこれ確かどっちかとくっついていた気がする。うーん。次で最終巻なので、楽しみに続きを読もう。
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