『イジらないで、長瀞さん』9巻感想:ベタベタのイチャイチャにしてラブコメの王道を走っている

ナナシ, イジらないで、長瀞さん 9, 2020

割と速攻でポチって起きながら、一年近く積ん読。もう11巻まで出ているというのに。アニメ化もしているし。ラブコメ熱が下がっているのかもしれない。

それはそれとして、もはやただただひたすらいちゃラブ漫画なのだが、それにしても、やはりラブコメにおいて友達以上恋人未満の距離感は王道なのだなぁと思う。最近は飽きられてきたのか、恋人スタートやなんだったら夫婦スタートのラブコメも多い中、王道の中の王道を行くいちゃラブ。やっぱり意図せずして手が触れただけで死ぬほどときめく若人の姿が見たいのだよ我々は……。

以下9巻感想。

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ストレス緩和

ちょっと前に、やけに長瀞さん関係の記事のアクセスが増えていたので、「あー、きっと新刊でているんだろうなー、10巻だっけかなー」などと思いつつ放置していたんだが、そうかもう11巻まで出ていたのか。

この9巻は去年の11月に速攻でポチったっぽいのだが、その後ずっと積ん読。俺が積ん読をするのは、何かしらのストレスみたいなものを感じていることの証左であることが多いのだが、いったい俺は本作になんのストレスを感じ取ったのか、今となっては謎である。

それくらいこの9巻は、ただひたすらセンパイと長瀞さんがイチャイチャするだけであった。

お約束で楽しませるラブコメの王道

ラブコメでお約束の風邪引いて看病イベントも勃発。互いの家族にもその存在が認められ、内堀も外堀も埋められるラブコメ包囲網のあれ。なにあれあんたの彼女?ってニヤニヤしながら言われてキョドりながら拒否する肯定仕草を見せるあれ。

やっぱラブコメの王道はこの距離感なんだなぁって。思わず手が触れただけで慌てふためいたり、下の名前呼ばれただけでテンションマックスになったり、間接キスで自意識過剰な駆け引きが発生したり、ああうん、やっぱいいよねって思ってしまった。

こういうベタベタのベタで楽しませてくれるのは、ちゃんとそこに至るまでの道筋をじっくり丁寧に書いてくれているからで、ハイライトだけ書いても「ああね」にしかならないんだよな。なので、定番のシチュエーションはいわゆるTwitter漫画みたいなのでは実は難しくて、いい感じにマンネリ化したストーリー漫画だからこそできることなのかもしれない

いい感じのマンネリ化

そしてそのマンネリにもっていくには、少々突飛なところも必要で、そうでなくては「ああいつもの感じのラブコメか」で最初に終わってしまう。実際長瀞さんとセンパイの関係は、最初の頃はけっこう緊張感もあったし、友人ズに最初から受け入れられていたわけでもない。なので、俺はこの漫画を楽しみつつも、多少のストレスを感じていたのだろうと思う。俺は俺のこういう感覚をけっこう信頼している。

それが今、まったく感じられなくて、フツーにこの続きも読むかなくらいの気分になっているので、そういう尖ったところは、ストーリーの起伏の中でうまいこと丸くなり、ラブコメとしてのベタベタな楽しみばかりが残っている

ただまぁ、それが作品としていいことなのかどうかと言うと、ちょっとわからなくもある。わからないが、少なくとも始終ニヤニヤしっぱなしであった。良き。

まぁまたどこかで山場を迎えるんじゃないかという気もしつつ、続きも読むつもり。

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