作・もすこ。2015年1巻より2017年4巻。
表紙でえりかがアップ。おっきいのね。
久住は何考えているんだろう。どうもえりかのことを憎からず思っているらしいことはわかるのだけれど。何故か最後は重々しい。市川と榛名のほうが普通に安心して見ていられる。
以下4巻感想。
久住の気持ちはどうなのか
この漫画は基本的にえりかの反応が可愛い漫画だと思うのだが、先を読ませるのはそれで久住はどうなんだ、というところだと思う。えりかの気持ちが既に確定的なので、この漫画の進展は久住にかかっている。
読んでいると、けっこう気にかけているんじゃないか、というのはわかるのだが。。。劇で白雪姫の王子役を強行したのは、王子役の人の立つ瀬がないのだが(身内や仲間内にも主役やると言っていたろうし)、それでもやったのはえりかを優先したということではあろう。まぁそうなったのも、えりかが久住を意識し過ぎて、つい久住とモブの最終じゃんけんでモブを応援してしまし、勘違いさせてしまったからなので、えりかの対応はあまりよろしくなかった…が、思春期の10代、まして色恋沙汰となれば適切な対応を取れないのも仕方がない。むしろ"適切に"動くキャラのラブコメとか超つまんなそう。
海水浴に来たのも、榛名の言うとおり久住なりに思うところがあるからだろう。家にまでやってきて、父親と話し込んでわっかりやすい反応を示していたえりかに対して、久住も何も思わないわけがないはず。
なのだけれど、うーん、でも、なんかこう、決め手にかけるなー…とか思っていたら、最後の静かなブチギレにえ?と。うーむ、確かに進路のプリント置いていったり、なんだか悩ましいところがありそうとは思うけれど、あそこまで……うーん。明かされてない話があるよなぁ。もにょる。
市川と榛名は安心して楽しめる
メインの二人がどうにもこうにもという中で、市川と榛名が清涼剤。この手のカップルの話はありがち過ぎてもはやメインの話にはできないのかなぁとも思うけれど、王道なだけに安定感あって落ち着く。一週間フレンズ。もメインカップルよりサブカップルのほうが安定して楽しめたなぁ。仕方ないことかもしれんが。
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