3巻くらいまで、淡々としながらもゆるいラブコメとしてそれなりに楽しんで読んでいたのだが、そのまま淡々と続き、そして淡々と終わってしまった。展開自体は怒涛の展開といっていいほど激しく動いていたのだけれど……。うーむ。。。結局何の話だったのか、いまいちわからずじまいである。。。
以下感想。
気がついたら終わっていた
最終巻なだけあって、物語は怒涛の展開を迎え、戦場の生死をかけた戦いが、始まっている……始まっているのだ、が……。うーむ……なんだろう、お、なんかやってるなと読み進めていって、気がついたら、終わっていた。うむー……。
基本的には、ラブコメだったと思っている。リプトンとつばさのボーイ・ミーツ・ガールを主軸にして、ミリタリーっぽい雰囲気とちょっとファンタジー入った世界観を、ゆるく楽しむ、そんな感じ。多分ガチでミリタリーやファンタジー好きな人には物足りないだろうと思われる。だから俺みたいなラブコメ好きが一番ちょうどよいのではないだろうか。
ただ、話がとにかく淡々と進む。あまり淡々と進むので、シリアスパートに入ってもすぐには気づかないこともあった。淡々と進むといっても、話が盛り上がっていないというわけではない。むしろ盛り上がっているかもしれない。生死の境目だぞ、なんぞでかいのが戦ってるぞ、ラストチャンスだぞ、……と、どうやら盛り上がっているらしい、ということはわかるのだが、それが自分の中でどうにも響かず、特に何の感情も湧き上がってこなかったのである。シリアスパートだけでなく、ラブコメ模様でもそんな感じ。
そういうわけなので、正直に言ってあまり感想がないのだ。強いて言えば最後つばさが可愛くなったなぁと感慨深かった。でも男装キャラが男装やめると、それによって女性らしく可愛くなってもキャラとしての個性は薄まってしまうなー……。
うーん……Kindle Unlimitedで読み放題対象だったので、最後まで読んだけれど、お金出して単行本追いかけたか?と言われると……うーん。ま……そんなこともあらぁね。ヒロインではミリスが一番好きでした。