『のぼる小寺さん』1巻感想:のぼる小寺さんがひたすら美しい

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作者・珈琲。ラブコメではなく、主人公・小寺さん(こてら、と読むらしい)がフリークライミングする様がただひたすら美しい漫画。それは周囲にも良い影響を及ぼす。上品な今日のあすかショーみたいな印象も受ける。

以下感想。

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あまりにも綺麗だったので

この漫画はとにかく、主人公の小寺さんがひたすら美しい↓。

珈琲, のぼる小寺さん, 第1巻
珈琲, のぼる小寺さん, 第1巻

思わず嘆息した。真剣な眼差し、壁にしがみつく小柄ながらひきしまった体躯、宙に浮く伸びた健脚、膝裏、そしてスパッツの黒光りが眩しすぎてもう直視できない。このブログはあくまでラブコメのブログなので、本来こういう漫画は管轄外なのであるけれど、もうこの様があまりにも綺麗だったものだから、何か書かずにはいられんかった……。

周囲の登場人物と一緒に、小寺さんをひたすら眺めてほっこりする漫画といえる。ただこの画から滲み出るエロスは当然感じられて然るべきであるし、また小寺さんのあまり豊かとは言えない胸が壁に押し付けられているコマなど見ると壁になりたいとかそう考えてしまうのは仕方ないことなんだ。ああまったく。

こういう子ものすっごい好きなんだけど、ラブコメではないんだよなぁ。もちろん彼女に心奪われれ、恋心や淡い想いを抱く男子はいるんだけれど、小寺さん自身にその気がまったくないし、また小寺さんを中心とした群像劇的な本作において、ラブコメ到底期待できるはずもないのだ。それをやってしまえば作品のコンセプトから大きく揺らぐであろう。だがそれでも、この子のラブコメ見たいとは思う。でも叶わぬことである。

というわけで、1巻が何故かKindleで無料配布されていたので読んだけれど、2,3巻を買うかと言われれば、小寺さんむっちゃ可愛いし、落ち着いた漫画であることは間違いないとは思うものの、買うほどではないなぁとも思うのであった。中古で安くなったら手に入れるかも。

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