けっこう前に読んだ記憶があるんだけれど、色々ダウンしていた時期だっためか、記事を書かずにいた模様。そして内容についてはすっかり忘れていたので再読。
いま読むとエルフと人間のラブコメだし、けっこう葬送(物理)しているのでフリーレンみたいなもんだな。汚いフリーレン……🤔
6巻にもなるとだいぶラブコメ分も増してきたわけだが、本作の場合カーラとアルヴィンのキャラ的にあまりドストレートなラブコメやりすぎると味が死にかねない難しさがあるよなぁ。でも最終的にラブコメに持っていくことが期待されるという。
以下そこそこラブラブしてる6巻感想。アルヴィンが死ぬ前に気づけよカーラ。
内容
- マリアにゾンビのペット(意味深)ができる
- アルヴィンがゾンビにやられ、カーラが仇をうつ
- プライドぺしゃんこのアルヴィンをカーラがやさしく(カーラ視点)抱きしめてマリアのテンション爆上がり
- へんな魔法使いと幻の観光地ノート
- えっ、寿命の違いとか意識させるんだ
そこそこラブい
6巻はだいたいギャグ半分ラブコメ半分といったところだが、これは体感で、多分実際はギャグ8くらいかと思われる。ただラブコメのインパクトが強いので体感的に半々なんならラブコメ7くらいに思える。
まぁ実際ギャグはマンネリする運命なので、ギャグ寄りのラブコメは最終的にラブコメに帰着することが期待される。本作もご多分に漏れず、正直読んでいて期待するのはアルヴィンとカーラのラブコメが9割といったところで、実際本巻では今までに無くラブい回もあったりする。
特にラブコメ分強めだったのはやはりカーラがアルヴィンをやさしく(カーラ主観)抱きしめる回だろう。
これには思わずマリアもテンション爆上げ。まぁマリアの場合ラブコメ脳というよりは恋する乙女になってる可愛いカーラが見たいという感じだろう。
とはいえカーラの場合素直に乙女化してしまうと誰お前になってしまうなぁと思ったが、その抱きしめ方が完全にエドモンド本田の技でムードもへったくれもなく、まぁカーラらしいものであった。また驚くべきことに本人はマジのアタックだったようで、滅茶苦茶に照れており、これにはさすがのアルヴィンも絆される。ちゃんとラブコメしてる!
しかし個人的に好きなやりとりは、吹き出しすらついていない日常会話の「その服が一番しっくりくるな」「よ、よせやい」だったりする。
この二人の場合日常的にいちゃついてるだけでも十分。
などと言いつつも、やっぱりたまに大技でドストレートなラブコメもいいもんだと思っていたりする。
まさかのどシリアス?
ちょっと驚いたのは、6巻終わりの話で種族による寿命の違いを意識させる話があったことだ。まぁ確かに本作でもエルフの長命設定はあったが、この漫画でその違いを意識させられるとは思ってなかった。どうしてもシリアスかつ、もの悲しくなっちゃうし。
本作の雰囲気的にかなり取り扱いが難しそうだけれど、どうなるんだろう?いずれにせよカーラはちゃんとアルヴィンが生きている間に自分の心に気づかないとね。終わった後に気づいたら本当にフリーレンになっちゃうからね……。
7巻はポチっているのでまた読んでいくよ。
コメント