齢三十にして鬼太郎のアニメを見始める。
最近、ゲゲゲの鬼太郎の六期となるアニメが始まった。テレビをもたない自分だけれど、dアニメを契約しているので(多少遅れがありつつ)見ることができている。
……ゲゲゲの鬼太郎って、実はすごくカプ萌えできるアニメなんだと、齢三十にして知った。キタネコ……か……。
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まさか今になって鬼太郎のアニメを見始めるとは思わなかった。最近職場で辞めたい相談を立て続けに受けたりなんだりして心労が溜まっていて、そうすると普段なら癒やしのラブコメ漫画も、あまり楽しめない。戦闘不能になるとポーションがきかないみたいな感じで。
そんなとき、アニメは実に楽だ。それもしょーもない漫画がいい。ギャグ漫画が元ネタだといい。最近だと、いつの間にかアニメ化していたヒナまつりが良い感じだった(そういえば最新巻読んでいない。どうでもいいけど瞳ちゃんを幸せにできるのは新田だけだと思う 笑)。
ヒナまつり、アザゼルさんなど愉快に見て、他にもなにか頭使わず癒やされるやつないかなぁと眺めていた折に、ゲゲゲの鬼太郎という懐かしい作品を発見。またアニメ化されたんだなーと思ってのぞいたら、あのねこ娘がなんかすんごい美少女になっていて、久々に会った姪っ子が垢抜け過ぎていた時の気分はこんなだろうかなどと思いつつ、まぁゆるく楽しめるかな、なんて気になって見てみると、これがけっこう面白い。
うまいこと現代風にアレンジされていて、ブラック企業だのユーチューバーだのの風刺されている様は、お節介な教育番組みたいだ。そしてあの猫娘の口から「ハッキング」なんて言葉が聞けるとは思わなんだ。めっちゃスマホいじるし。
現代に適応して美少女化したねこ娘、これがまたわかりやすくツンデレな性格。誰にツンしてデレるって、鬼太郎に。
鉄板CP
やー、鬼太郎×ねこ娘って、これ、鉄板カップリングだったんやね。これまでアニメ文化にあまり触れてこなかったから、知らんかったよ。キタネコのCP名で調べてみると、出るわ出るわ二次創作の数々その歴史。特にSSの多さが愛の深さを物語る。愛されたカップリングは絵よりSSが多いものよ……。もう数十年愛されているカップリングだものねぇ。はるか昔の僕のホームページにようこそなインターネッツ時代と思しきサイトも引っかかって、なんだかとっても懐かしい気分。
1期ではほんの脇役だけれど、2期くらいから一貫して嫁ポジションにいるようで。今、dアニメで6期のある分を見終わったから、Amazonプライムの5期を見ているのだけれど、5期なんかこれ、6期以上にねこ娘が鬼太郎好き好きですげーあざといのな。ってか5期の時点でえらく可愛くなってるんやねねこ娘。6期より5期のデザインのほうが好きって人も多そうだ。ってか4期も既に可愛いな。3期も…2期……いや1期はさすがに。
それに引き換え鬼太郎の変わらんことよ。と思ったが、6期の鬼太郎はよく見ると色気があるな。なんだったら等身上がったねこ娘よりエロいかもしれない。などと思うのは俺の魂が穢れたからだ。
というわけで、最近は鬼太郎のアニメをちょいちょい見るのが癒やしである。話の内容にはあまり癒やされない。いや面白いと思うけどさ、癒やされはしないよな。むしろ心痛くなる話多いわ。
まぁ結局はキタネコで癒やされたい願望だよ。ただラブコメ的には、6期は5期ほどわかりやすい展開にはならなそうにも思うが、期待してしまっている自分がいるのだ。このCPはなにげに鬼太郎→ねこ娘の描写がポイントだと思うんだよ。もうずっとキタネコ系の作品漁ってる。いいなぁ。いい。OPを何度も見ているうちに、「妖怪になりたい」と誰に言うでもなく呟いてしまった俺を癒やしてくれ……。
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