『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?(漫画)』1-5巻感想:まぁ言うほど変態でもない(感覚麻痺)

原作 花間 燈, 作画 CHuN

これはまた随分とハッピーなタイトルの漫画だ。いかにもラノベ原作っぽいタイトルだが、まぁラノベ原作であるらしい。

例によってハーレムものらしく、開幕カラーでヒロイン4人の姿がお披露目されるわけだが、変態というからには彼女たちは皆何かしら内に問題を抱えているのだろう。ただこの手の作品は、変態と言いながらその実大した問題でもない、少なくとも器量の良さでまったく打ち消される、あるいは魅力的ですらあるものが多く、個人的にはその程度の作為的な変態性は鼻白む。

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とはいえまぁ、俺も散々訓練(?)された身なので、魅力的というのも「我々の業界ではご褒美です」的な意味であり、その業界なるものに属していなければ、受け入れがたい性質、なのかもしれないけれど、しかしまぁその業界、なるものの人間でなければこういう作品は手に取らないだろう。

ということで、変態というからには「我々の業界でもドン引きです」くらいのものを期待したいところだが、果たしてどうだろうか、などと思いながら読み進めた。とは言いつつも、あまりにもドン引きレベルが高いとそれはそれでラブコメとして確かに厳しい。実際変ゼミレベルでガチの変態だとキツイしなぁ。あとビッチ方向にいかれてもね。まぁ難しいよね実際。

などと思いつつ読んでみると、第一話でハーレムの紹介がてら主要人物が大方出てくるタイプのようで、これはつまり最初からある程度主人公と関係が構築されているということであり、しかも好意的な態度が目に見えているため、たいへん羨ましい限りだ。そのような恵まれた環境であるにも関わらず、主人公は「リア充爆発しろ」などとテンプレ台詞を吐くものだからまったく共感できず、先行きはやや不安。実際、その先を読んでも今の所主人公には共感できていない。優しさ1点張りの無個性型ハーレム主人公だと思う。しかも全肯定型の友人までいるのがアレな感じ。まぁこの友人はなにげにストーリー上のキーの一つなのだが。

さて、本作は第一話ラブレターと同時にパンツを送る女子が現れ、そのラブレターの主を探すという構成である。ラブレターと一緒にパンツを送るのは、確かに変態的ではあるものの、まぁ二次元ラブコメ世界においてはこの程度かという感じ。実際主人公も難なく受け入れる。このパンツの主はハーレムメンバーの誰かというミステリー的な構成なのだが、正直まったく気にならない。五等分の花嫁は見せ方が本当にうまかったんだなぁとつくづく思う。

だがこのラブレターは誰なのか問題は、本作ではだいぶ重要らしく、1巻時点では誰なのかわからない。というか、わかるのはだいぶ後なんだろうなぁ。

それより先に、各ヒロインたちの変態っぷりが少しずつお披露目される。お披露目されるんだが、それはまぁ「ドMのペット志願」「ヤンデレ風味の女王様」「ナマモノ系腐女子」程度で、などこかで見たことある感じ。ちなみに読み進めていたら「匂いフェチ」まで出てきたが、まぁラブコメ的に後発ヒロインは勝てない法則があるのでまぁどうでも良いか。変態レベルも低いし。見た目は好みだけど。

などと思っているうちに5巻まできてしまった。なるほど……。うーん、まぁ、なんだなぁ。セールだったので勢いで5巻まで買ってしまったが、うーん……。先の気にならないミステリーではあるなぁ。まぁラブコメだからいいのか。女の子はたしかにかわいい。ので。まぁそれで十分といえば、十分なのか。

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