『かぐや様は告らせたい』アニメ感想：存分にニヤニヤしていいんだ

2019年4月8日2024年10月9日

なんだかんだでアニメ見てしまった。一気に。いっときの幸せを求めて。いつものようにdアニメ。

原作でも飛び切りのハイライト、夏祭り編までがアニメ化されました。画像はBlue-ray版のものだけれど、この小っ恥ずかしいパッケージいいじゃないか。

やっぱりこの物語はどこまでいっても白銀とかぐやの物語なのだなぁと再認識。素敵な非実在恋愛たまらないね。ニヤニヤさせてもらいました。

是非とも二期いってほしい。ってかこれが二期無理なら、マジでもうラブコメはジャンル自体がアニメ無理だよ……。以下アニメ感想。

期待のラブコメだもの

ここ最近かぐや様関連の記事ばかりあげている。まぁ実際、マイブーム的になっていて、こればかり読んでいるんだよね俺。。。ラブコメ界隈全体でも期待の大物じゃないのかしら。そんなかぐや様は告らせたいのアニメ第一期（第二期があると期待して…）が、ついに最終回を迎えました。自分はdアニメで遅れ馳せながら一気に視聴。アニメは一気見に限る。なぜなら一週間もしたら全部忘れるからだ（痴呆）。

こんな自分だから単行本も次が出る頃には全部忘れているので、前巻をちょっと読み直してから新巻を読むのが通例なのだけれど、アニメじゃなかなかそうもいかないからねー。かといって、昔のドラゴンボールのアニメのごとくあらすじを延々とやられても困ってしまうけれども。

だから、この素晴らしい作品のアニメを、最終回までほとんど一気に見ることができたのはよかったと思うんだよ。や、別にそれを狙っていたわけではないけれども。気がついたら最終回間近だったってだけなんだけれども。

OPの野暮ったさがよかったね

自分はイッキ見でも必ずしもOPとEDをスキップしない。良い連載ものは、OPとEDが楽しいものだと思う。だから30分おきに小休憩として挟んでくれてOK。ちゃんと見るよ。作品の一部だし。

ただ、どうしてもこのジャンルのOP、EDって、アイドルソングみたいなものが多いんだよな。あの手のが悪いってわけじゃないんだけれど、何度も見るにはつらいものがある。で、飛ばしちゃう。

この漫画のアニメで、それはやめてほしいなぁと思っていた。まぁ個人的な好みではないってのもあるけれど、あんまりそういうノリでもなかろ。アイドルソングで天才たちの恋愛頭脳戦もないだろう。まぁ有名無実なサブタイだけどさ。

そう思っていたので、OPがいい感じで昭和感漂うデュエット風味だったのは良かった。垢抜けない野暮ったさがいいよな。なんでもクールに決めりゃいいってもんじゃない。世の中ちょっとダサいくらいが良いってのも多い。むしろそのほうが多いんじゃなかろうか。この作品もそうだ。スタイリッシュとは遠いところにいる、二人のバカバカしくも切実な恋愛劇場は、バシッとキメるもんでもないだろう。

ニヤニヤの再来

そして始まるアニメはニヤニヤのバーゲンセール。また俺の顔をほころばせてくれやがんなコイツら。たまらねーわ。またあのエピソードを声付き色付き動き付きで楽しめるとは僥倖。うれしい……。

まぁ夏祭り編までなので、序盤のエピソードが主。自分的にはお見舞い後のケーキ回が見られたのがよかった。あの互いにケーキを食べさせ合うという謎のキレ方をするいちゃいちゃっぷり。いいよね。

声の形

ただお見舞い回なんかで特に顕著だったが、かぐやの声は思っていたよりもだいぶ甲高かった。いや普段はいいか。しかし、弱った時の声は可愛すぎたような気もするし、実際可愛い時なんだから可愛くていいんじゃないのかという気もする。ただ弱った時でも声はクールなほうが好みではある。しかし声とは理性が作るのも一端であるし、これでいいのか…。

会長は最初慣れなかったが、だんだんカッコよく思えてきた。藤原書紀と石上会計はピッタリやったね。石上はキモい感じの声が割とほんとにキモくてよかった。はずっ、はずっ、はずっ、はずっ……。