『かぐや様』アニメ2期5話感想:特殊性癖を植え付けてこそトゥルーラブ

原作 赤坂アカ

いつもながらdアニメ解約しようかなと思いつつも、どうにも踏ん切りがつかず、もとを取るべくさして見たいとも思っていないアニメを見る俺である。いやでもかぐや様のアニメは見ておきたかったしな。

かぐや様のOPはダサくて垢抜けない感じが良いと思う反面、しかしこのノリがずっと続くのもつらい気もする。

ということで第5話。会長の選挙運動編できれいな会長になって石上会計の本物の愛を聞く会。あと会長の音痴矯正。音痴矯正の話地味に好き。

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本物の愛トーク

生徒会長でなくなった白銀が、睡眠不足を解消しきれいな会長になってしまったことに戸惑い、本物の愛とは…?と悩めるかぐやに石上会計がクサイ台詞を吐いて立ち去る回。

白銀はかぐやの性的な原体験になってしまっているらしく、かぐやは生涯目つきワル男という性癖を抱えていくことになるのであろう。会長は責任取らないとね。

これちょっと面白いなぁと思うのは、ラブコメではまず見た目から入って、次に性格も好きになる、というパターンが多いんだけれど、この二人の場合は逆で、まず「内面」から入って、次に刷り込みを受けるように「外見」にも惹かれる、という過程を経ている。多分会長も似たようなことになってんじゃないかな。黒髪フェチになってると思う。

まぁでも、確かに内面ありきではあるんだけれど、ふたりともベースの器量が良いからね。ブ男とブスだったらその恋は本当に始まっていたのか、果たしてどうかな。まぁ美醜はラブコメの一大テーマですよ。この闇に立ち入って無事に帰ってこれたラブコメを俺は知らない。

音痴はつらいよ

2つめの話は会長の音痴話。音痴はなにげに多感な思春期の学生に根深いトラウマを植え付ける可能性のある深刻な問題である。ただ音痴と思っている人もけっこうな確率でちゃんとやれば普通に歌う程度のことはできるはずで、それがうまくいかないのはひとえに音楽教師が仕事してないからだと思う。まぁ音楽教師に限らず、学校の副教科の教師は基本的に仕事していないんだが。

会長もご多分に漏れず教師には恵まれなかったようで、「無理に歌わなくてもいい」という子供の心をオーバーキルして余りある言葉をかけられていたようだ。最低教師。

会長と藤原書紀の関係

そんな会長の音痴をどうにかする藤原書紀。この話はラブコメとして非常に面白い。というのも、通常のラブコメであれば、この状況なら何かしら色恋をほのめかされるのが当たり前であり、藤原書紀はかぐやに次ぐサブヒロインとして台頭するのがお決まりだ。

が、この二人の距離感は非常に近いながら、決してそういう関係にはならないだろう、と思わせる。が、それでもやはり思春期の男女、直接的な色っぽさではないかもしれないが、友情とは違う何かをもって、そこはかとない青春を感じさせる。藤原書紀が男であったならば、こういう気持ちにはならない。

本作においては母性とうまく誤魔化しているのだが、多分違う。それは二人が気づいていないだけで、恋情とハッキリは言えないにせよ、友情と恋情のちょうど隙間にある、どちらに転んでもおかしくない危うさと不安定さをもった思春期の男女の機微だと感じられる。明確に恋である会長とかぐやの関係とは違う魅力があるね。

この関係は、かぐやと石上会計の関係にも当てはまる。かぐや様がどちらかというと野郎向けのラブコメであることを思えば、むしろ関係としてはそちらのほうがチャレンジングで面白いかもしれん。

黒かぐや好きなのも会長のおかげ

最後はかぐやvsミコちゃん。主に黒かぐやとポンコツかぐやの往復を楽しむ回。

黒かぐや好き。いや、正直単体で見ると普通に嫌な人間過ぎて好きになれないんだけれど、会長と一緒だと本当に素敵になるというか、この邪悪な女を魅力的に見せる会長はマジですごいと思う。かぐやの中にある本質的な強さと優しさを見出した会長の目は本物。これが本当の愛……。

正直言うとアニメの演出はちょっと好みではないんだが、さすがに話が面白いので十分楽しめている。会長とかぐやがチュッチュしてる薄い本が読みたい。

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