『かぐや様は告らせたい』19巻感想その2:石上会計のカップリングについて雑感

赤坂アカ, かぐや様は告らせたい 19, 2020

メインの感想は前回のこちらでございます。

『かぐや様は告らせたい』19巻感想:友達にすらなれなかった二人の願い – 少年は少女に出会う

19巻のメインはかぐやと早坂なんで。メインについてはあらかた書いたので、今回の記事はおまけよ。主にどうでもいいこと書いております。

さてそれにしても、世間ではもう21巻が出ているらしいが、そんなことにはお構いなく、2週遅れで19巻の感想を二分割して書く俺はつくづく趣味人であることだなぁ。あーははは。

今回は軽く、石上会計カップリング論争についてたらたらと語る。ってかこれ、原作者によるスピンオフ逆輸入では……。以下19巻のどうでもいい感想。

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モテ期の石上会計

まさかの二分割。うちのサイトは基本1記事でまとめる方針なので、1巻あたりの感想が分割されるのはだいぶ珍しい。っていうか、多分2回目だと思う。ちなみに1回目は同じくかぐや様で、6巻の竹取物語で頭がフットーしちゃった後に書いた石上絡みの感想「『かぐや様は告らせたい』かぐやと石上の話が出来るのはこの漫画のすごくいいところだと思う – 少年は少女に出会う」。

あれ、考えてみるとこれも石上のカップリング話なのかな。相手がかぐやだから、漫画的には相当異端だが、正直好きな人いるだろうな、とは思う。

かぐやと並んで主人公の会長ならともかく、メインとはいえ主人公の友人ポジのキャラクターでカップリング論争って、考えてみるとすごいな。決してカップル乱造タイプの漫画ではない、正統派のラブコメなわけだし。

さすが裏主人公、なんだろうか。会長を差し置いてモテ期の石上会計。

いやまぁ会長もモテているけれど、かぐやド安定だから付け入る隙がないっていうね(だから同人版は会長絡みでかぐや以外のCPやれば絶対需要があったのに!)。

カップリングもいろいろ

さてさて、かぐやと早坂の素敵物語の後に繰り広げられたのは、コイバナ大好き女子たちによる石上を中心としたカップリング論争。正直マジかと思わなくもなかったのだが、スピンオフ作品かぐや様を語りたいの影響を原作者さんが受けたような気がしなくもない。超楽しそうにカップリングやっているスピンオフみて、自分もやりたくなったのではなかろうか。

まぁ石上自体はなにげにハーレム系ラノベの主人公タイプなんだよね。だから、キャラ的には非モテの設定だけれど、実はけっこうやりやすいっていうね。

で、石上のお相手について、女子共が伊井野かつばめかで侃々諤々なわけだが、この時の彼女たちのスタンスは明確だ。端的に言うと、可愛がっているほうに肩入れしている

基本的に野郎向けラブコメでは女性の意思が優先されるように思うが、それもまぁそういうことだろうと思っている。まぁ野郎向けだとハーレムものが多いので、現実には負けヒロインの存在ばかりが目立ってしまっているかもしれないが。

純度の高いカップリングは、A×Bの組み合わせそのものに焦点を当てるべきなのだが、実際には、A×Bのカップリングそのものが好き、という観点とは別に、A×BのAまたはBが好きで、Aが好きなB、あるいはBが好きなAも好き、というパターンが往々にして存在する。

もちろんAとBのカップリングはピッタリお似合いだ、という心情はあるのだが、それ以上に大元はAまたはB単体への入れ込みだったりするわけだ。まぁこれはさして珍しい話でもなく、学園一のカプ厨かれんでさえも、会長推しが前面にきている節がある。

女子4人の議論はまさにそんな感じで、それは石上と伊井野どちらの気持ちを優先すべきか、という話でもあった。そこへいくと、会長は中立的で、全体の幸福を優先していると言っていいだろう。ある意味、純粋にカプ厨的態度というのは、会長のような中立的態度なのかもしれない。

どうでもいいけど

ところですごくどうでもいいんだけれど、色即是空って見ると、昔新田たつおの静かなるドンで、主人公の会社が乗っ取られそうになったとき、「私はハニトラにはひっかからない!色即是空(キリッ」と啖呵切った専務が次のページで「色則セックス!色即セックス!」って即落ち2コマだったことを思い出して真顔を保てない。声に出して読みたい日本語すぎる。

それとどうでもいいけど、かぐやって真顔で泥棒猫とか言いそう。あれ、もう言ってたっけ?「この、泥棒猫!」も声に出して読みたい日本語だよね。

などと立て続けにどうでもいいこと書いたついでに最後にどうでもいい所感。ぶっちゃけ石上会計には藤原書紀とくっついてほしかった

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