地獄の沙汰も金とアクセス次第

うちのサイトはラブコメ漫画について取り上げている関係で、しばしば性的な話題にも言及するのだが、生涯思春期のGoogleからちょくちょく「お前んとこの記事はいやらしいから悔い改めろ」と警告が飛んでくる。Google AdSense(広告の収益が出る)貼ってると、そういうこともあるんだよね。

そんなときは、「いやらしくありませんけど?」って申し立てすると、「たしかにいやらしくありませんでした」となるのがたいていだが(だいたい機械判定なんだろうね)、「やっぱりいやらしいじゃないか!!!」って時もたまにある。

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Google様の言うことですから

仕方ないので記事を修正したこともあるし、当該の記事だけ広告を外したこともある。個人的にはすごく納得いかなかったけれど、まぁサーバー代+αくらいのお金出してくれるのは素直に有り難かったし、広告収入は着実に伸びていたので、このままいくとそれなりに儲かるかもなーという助平心もあった。

ただまぁ、しばらくしてアクセスが伸び悩むと同時に広告費も伸び悩み、さらにしばらくするとアクセスは大して変わらんのに広告費が一気に減る憂き目を見た。さらに昨今の個人サイト冷遇の流れから本サイトも徐々にアクセスを減らしており、それにあわせて収益はさらに減った。

また実生活においては、俺自身キャリアを積むにしたがって資産を着実に蓄えられるようになってきた。金融資産だけではなく、俺は技術者なので、俺自身のスキルや経験といった人的資本も、とりあえず食いっぱぐれはしないだろうと思える程度にはなっている。

Googleからの冷遇と、実生活における資本の増加により、俺の中でGoogleの重要度は年々下がっていった。で、一時期付き合っていたGoogleの実験的な広告手法もやめるようになった。実験的な広告手法ってのは何かと言うと、自動広告挿入とかがそれで、ページの中途半端なところで突然広告はられたり、画面の上や下を占拠したり、ページ移動時に全画面表示されたり、まぁ全般的にウザい広告はだいたいそれ。

あの広告はマジでどう考えてもユーザーのサイト体験を著しく損ねていたとしか思えないが、Google曰くこれが最先端で収益アップにつながるということだし、Googleのことをそれなりに信じていた頃は言われるままにやっていたのだよ……。

Googleがなんぼのもんじゃ

が、サイトの内容に口出しするわ、金は出さんわ、検索結果からも個人サイト冷遇するわで、もうお前本当にいい加減にしろよという気になってからは、このクソみたいな自動広告をやめた。

また、今でも時折記事について「いやらしいぞお前!」と警告がくるが、もはや内容すら確認していない。完全に無視している。

そもそも俺自身、このサイトの記事にいやらしいものなどまったくないと思っている。いやマジで、小学生でも何も思わんわ。ラブコメ漫画に出てくるハレンチ系風紀委員かよ。

損得は人を縛るし、俺も縛られる

という愚痴で言いたいのは、別にGoogleふざけんな、ではない。GoogleはGoogleで好きにすればいいし、今なおこのサイトのアクセスの80%以上はGoogle経由なのだから、Googleの世話になっていることには変わりない。

そうではなくて、アクセスや広告の収益が減るにしたがってGoogleの言うことを聞かなくなっていった、あるいは増えている間は言うことを聞いていた俺自身を振り返って、損得っていうのは人を縛るんだなぁと、そして俺もやはり縛られるんだなぁと、そんなことを思ったんだ

これは恐ろしいことだ。恐るべきことだ。

前述したとおり、このサイトのアクセスのほとんどはGoogle検索エンジン経由である。もしGoogle八分にあった時、俺は今までどおりでいられるだろうか。とても自信がない。

いや、いいんだ。別に。俺のクソサイトのアクセスが減るなんて、どうでもいいことだ。

ただその世界線は、恐らく、ディストピアだ。何か大きく、自由が損なわれている時だ。

嫌な流れを感じている

俺が物心ついた時、日本は不景気だった。それから一貫して、日本は停滞し続けている。今もそうだ。本当にクソだと思う。

でも、悪いことばかりじゃない。どんな時でも日本の文化は進んでいて、特にインターネットは素晴らしい役割を果たしてきた。

それが、どうかな、10年代くらいからかな。なんというか、窮屈になってきたなと、感じられるようになってきた。それはネットだけじゃなく、というより、ネットを利用する形で、世界的に、現実のものとして顕現してきた。最近は、キャンセルカルチャーなんて呼ばれていたりもするようだ。

ビジネスにアマチュアの情熱が飲み込まれる。ビジネスは公明正大を好む。キャンセルされないキレイな、というより、キレイということになっているもので、世界は満たされていく。

なんとなく、そういう大きな流れを感じている。俺は、果たして抗えるだろうか。

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