作・高橋脩。2010年1巻より2017年全9巻完結。
終わった。ストーリーは一応綺麗に締めたのだが、特に感想らしい感想がないというのが、正直な感想である。うーむ。まぁ元々ストーリーをそんなに追っかけていたわけではないが…。ただ須世璃の必死な感じは割と印象深い。須世璃が好きだったなぁ。
朔邪は表紙のショートが好き。
残念なことにお色気分はかなり控えめな最終巻であった。
やっぱり朔邪
ストーリーについてはまぁ綺麗に終わったなぁという感じであるが、この漫画の内容的にはラブコメ的姉妹対決の結末はどうかといったところだろう。といっても、夜這いをスルーされた時点でまぁ真一郎の気持ちは決定的だったので、朔邪エンドは元より確定的。問題はいかにして須世璃がフラれるか、という流れだったと思う。
ということで、一番印象に残ったのは、真一郎に選ばれないことを痛いほど理解していながら、それでもなお姉・朔邪への対抗心を燃やし、己がため最後の決戦に出る須世璃であった。ただ「負けず嫌いだから」という須世璃は、ごく初期はともかく、シロと戦った時くらいからは一貫して姿勢が変わってはいないんよな。あまり変化らしい変化はなかった気もする。一皮剥けたという感じはあまりしない。ピンチにならなかったらシロとの契約はどうなっていたんだろうか。まぁそこは考えても仕方ないか。
恋愛面では姉・朔邪に順当に負ける。というか、最初から勝負にもなっていなかったというのが本当のところだろうか。しかしこの妹はとにかくしつこくしぶとい。子種だけでも云々はけっこうガチなんだろうなぁ。真一郎の心次第では本当に子種だけ貰い受けそう。真一郎の性格上まずないだろうが。朔邪が気持ちをハッキリさせれば、さすがに引き下がるような気もするし。
須世璃のこの必死な感じが好きではあったが、真一郎には突っかかってくるタイプの朔邪のほうがいいだろうとは思う。受け身タイプだしな真一郎。別に須世璃とカプ萌えする感じでもなかったし。まぁこれはこれで。
おわりー
ところで朔邪は最後髪をバッサリいくのだが、ショートのほうが可愛いなぁ。最初からショートでもよかったのに。いやまぁ、単純に俺がロングよりショートのほうが好きだからかもしれんけれど。
後はお色気分が最終巻なのに相当控えめだったのが残念だったけれど、まぁストーリーは綺麗に締めたので、お疲れ様でしたという感じである。
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