『異世界帰りのおっさんは父性スキルでファザコン娘達をトロトロに(漫画)』3-4巻感想:ただしセリフは尻から出る

エロ本よりレジに持って行きづらい漫画シリーズ。電子書籍という文明の進歩に感謝。エッチな異世界おじさん。

主人公、自暴自棄をやめたのはいいんだが、金を稼ぐためと中途半端な芸人になってて笑った。お前その力あればもうちょっと他に金の稼ぎ方あるだろ元勇者さんよぉ。まぁでもそんなことよりエロ娘なのである。顔より尻が目立つクレしん系ヒロイン。

以下尻から吹き出しが出てる3-4巻感想。尻がしゃべった!

目次

えろい、な

本作について一言で言えばエロいなエロいです。ファザコン、父性スキルと言うが、俺の知っている父と娘の関係ではない。ヒロインのパパ呼びはエロいけれども、どう見てもパパ活のパパです本当にありがとうございました

1巻の時点では割とお話的な面白さもあったのだが、話が進むにつれて、ただひたすらに「このはなしは えろい な」という感想ばかりになってしまった。なろう原作なわけだが、これは原作どおりなのかそれともコミカライズの強みを前面に出した結果なのか。

いやまぁ何か話は進んでいるのだけれど、ケツがしゃべってるようなコマ割連発なので話が頭に入ってこない笑

ヒロインの顔より尻のほうが印象に残っている。そんな漫画。

異世界が現世を侵食する

それでも一点印象に残ったことをあげるとするならば、異世界帰りは異世界が現世を侵食するんだなぁということだった。主人公とヒロインくらいならともかく、現在進行形で異世界の人たちが積極的に現世に刺客を送り込み、あまつさえ人間の体を乗っ取って大々的に事件を起こし社会現象にまでなっている、という展開だから、こうなると異世界ものという感じではなくなってくる。

異世界っていうか、昔ながらのすこしふしぎな冒険譚ではないだろうか。ちょっと長めの大長編アフターストーリー。ふしぎ遊戯。いや全然違うけど。そういえばクレヨンしんちゃん雲黒斎の野望原作版も、最後元の世界に帰った後、雲黒斎が春日部に来て住民たちをうんこにしていた。この漫画読んでクレヨンしんちゃん思い出したのも俺くらいの気がするけれど、尻の印象が強いという点で共通点があるかもしれない。ない。

トロトロしてるぜ

まぁでも実際、異世界ものってやっぱり異世界への一方通行っていうのはけっこう重要なポイントなんじゃなかろうか。まぁ俺はその手の話はそんなに読んでいるわけではないので、どっぷりハマっている有識者(?)からすると色々な意見があろうが、このすばのサトウカズマが現世に帰っちゃいけないのは多分そうだろう。

すると、異世界というより、本質はきっとチートスキルのほうなんだろうなぁ。いや、違う、トロトロか。トロトロのほうなのか。本質はトロトロか。トロトロに偽りなし!

……ちょっと真面目に言うと、ヒロインの性格とか割と癖があって面白いんだけれど、主人公の内向的な性格が彼女たちの勢いを悉く殺してしまっているように思う。まぁでも開放すると完全にエロ漫画です本当にありがとうございましたなので仕方ないのかもしれない。でももうちょっと主人公とヒロインの掛け合いに面白さがあればよかったのに、とは正直思った。ひたすら受け身で諭すだけのおっさんだからなぁ。

次の5巻で漫画版は終わりと思われるが、とてもじゃないがキャラを掘れる尺はなさそうだし、最後までひたすらトロトロしてそうである。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次