『異世界おじさん』4-6巻感想:翠星石!翠星石じゃないか!

殆ど死んでいる, 異世界おじさん 6, 2021

トリプルヒロインでフラグブレイクしながらもなんだかんだ進展しているのだけれど、コイツ現代に戻ってきてるんだよな……ってなる6巻。あんたもう異世界に根を張りなさいよ……。

と思うんだが、まぁおじさんにとってはゲーム機のある現代こそいつか帰るべき故郷なのかもしれない。他者視点のハイライトではリア充生活だが、おじさん視点では過酷な異世界で一人生き抜いているという実感なのだろうし……と言いながら、仲間らしき者もできている以上、やはり異世界のほうがよかったんじゃなかろうか。

ツンデレさんやメイベルの気持ちに気づかずとも、それなりに親しみを感じていることは確かだろうし。最後はゲームより人間関係では?と思ってしまうのは、俺がかつてのゲームの楽しさを忘れた三十代だからだろうか。

以下4-6巻感想。

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ローゼン?w

それでまぁ冒頭文は多少ネタバレにも配慮しているので詳細は書かなかったんだけれど翠星石!翠星石じゃないか!!翠だの宝石だのからツンデレさんの名前が翠になるのだが、そんなんローゼンメイデンやん。

と勝手に盛り上がっているが、最近のオタクだとそろそろ知らない人もいそうなので念のために書いておくが、ローゼンメイデンは00年代にやたら盛り上がっていたPEACH-PITの作品。

原作は漫画だが盛り上がったのは主にアニメのおかげでかつ、作品としては原作の漫画とアニメでノリもストーリーも世界観も全然違うので注意が必要(そのため当時は原作派とアニメ派でちょくちょく喧嘩もあった)。

そんなローゼンメイデンで一番可愛いかったのが翠星石です。と言ったら多分殴られます。ただ俺は数少ない人間派だったのである意味中立的😂

『ローゼンメイデン』柏葉巴の重い女ぶりを語りたい

こんな記事書いているくらいなので。人形とラブコメは無理があると思っていたのかどうかはわからないが、俺はそこらへんけっこう保守的な観念があるので。

ただドールズでは作中随一のラブコメムーブぶちかましていた翠星石が一番好きだったのはそう。なんだかんだで人気という意味では一番だったんじゃなかろうか。ラブコメは強い。ただ作者さんの二次創作は水銀燈の印象がある。

ツンデレさんが幸せそうでよかった……?

とまぁ思い出話はそこそこに、このツンデレさん名付けがハイライトで、やっぱり本作のメインヒロインはツンデレさんなんだなぁと。アリシアとかおっぱい可愛いけど当て馬なんだなぁと。幼なじみの二人のどっちかに選ぶ権利を行使されてもらわれたらいいと思うわ。

だが真のハイライトはツンデレさんがデレデレになって幸せそうなところよりも、ポッと出のアリシアとお風呂でいちゃいちゃした挙げ句メイベルと山奥でいい感じになることにより、ツンデレさんがヤンデレさんにクラスチェンジしそうになったところかもしれない。

おじさんの故郷を唄うメイベルに膝枕されて眠るおじさんというハイパーヒロインタイムを、今から殺す人間を見るような瞳で何もせずずっと見ているだけなのとてもよかった。

アリシアとお風呂でいちゃいちゃしていた時には遠くから矢で妨害してきたが(それもどうかと思うが)、今回は特に邪魔するでもなく、その様を焼き付けるかのごとく目を見開いて凝視して佇立。

実際、この後おじさんと会った時には、おじさんがメイベルとアリシアの名前を出しただけでブチギレ。ハイライトの消えた瞳で殺気を放つ。

そこからの名付けはおじさん会心のファインプレイ。藤宮じゃなくても肩もんじゃろという気持ちになるというか、本作の楽しみの一つは甥っ子たちのラブコメ鑑賞会がいちいち共感度高すぎなところだろう。

肩をもんでコーヒーを入れながらおじさんを称賛する甥っ子たち。いいぞ。合間合間の甥っ子たち、本当共感力高めで好き。

だがまぁ、ツンデレさんといい感じになればなるほど、「なんでお前ここにいるんだよ……」みたいな気持ちになるのも確かである。

「ツンデレさんよかった」からの「よかった…のか…?」は完全に読者の心情。

マジでなんで帰ってきたんだあんた。

ツンデレさんが現代まで追いかけてくるのを信じて7巻を待とう。メイベルとの会話で若干現代に行くフラグもたったような気がするし。あとアニメ化おめでとうございます。

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