『放課後の拷問少女』7-9巻感想:ていねいなハーレム漫画

BOKU, 放課後の拷問少女 9, 2020

拷問要素はますます影を潜め、ちょっとエッチなハーレム漫画道を爆走する。まぁ拷問とちょっとエッチなハーレムだったらどう考えても後者のほうが需要あるよね。そりゃそうだ。そりゃそうだろうけどさ。

拷問っていうのは興味深いテーマなだけに、このハーレムラブコメ一辺倒の流れは少し勿体ないような気もしてしまうな。

まぁでも、ハーレムラブコメとして読めば、脳細胞を緩やかに安楽死させることのできる漫画だと思う。だからこそ9巻も続いているのだろうね。

以下7-9巻感想。

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追いついてしまった

ついに最新巻まで追いついてしまった。1巻を読んだのが今月頭のことなので、一ヶ月で9巻読んだことになる。まぁこれを早いと見るかどうかは人それぞれだと思うが、俺は「次も読む」などと言いながらその"次"が平気で3年後だったりする人間なので、1ヶ月の間に全巻読んだ、というのは、それ自体が評価だと言える。

まぁ中にはざらっと卒読でその実態はほぼ読み飛ばし、というパターンもあるのだけれど、この漫画についてはそこそこ話も追いかけられているし。

お色気以外のなにか

この手のハーレムラブコメは、基本的には主人公とヒロインズの仲がちょいエロハプニング交えながら深まっていくのを楽しめればそれでいいわけで、別にストーリー性はなくてもよいのだけれど、だからといって話がつまらなくて良いということはないんだ。

女の子がエロいだけだと目が滑る。1ページ1ページにちゃんと焦点をあわせるのは、そこにパンツがあるからではなくて、そこで展開されているお話に何かしら興味を引くところがあるからなんだ、意外なことに。

ってかこの手の漫画において、お色気要素はハイパーインフレを起こしているから、それだけだとあんまり価値がないんだよね。

まぁだからといってお色気で売っている漫画からお色気を取り除くとマジで何も残らなかったりするので、少なくとも1以上にはなるはずだと、とにかく紙面にパンツとおっぱいを描き続ける漫画も世の中には多くあり、それは涙ぐましい努力の跡なのだが、正直刺さらない。

つまりこの漫画はお色気以外の何かがあるんだが、それは何かというと、キャラ同士の関係の変化であり心の機微であったりする。特に9巻は表紙のとおりでこ巨乳こと鶴瀬押しがすごい。

男嫌い系キャラがその恋心を自覚する瞬間、というのは昔から色褪せない強力な展開なのだが、1巻登場で9巻まできてようやくそれがなされるあたりに、この漫画の丁寧さがあると思う。

良きハーレム漫画として

そうは言ってもハーレム漫画のご都合主義的フレームワークであることはそうなので、正しく野郎向けかつ、夢を夢として楽しめる諸兄向けなのはまぁそうだね。

展開もコテコテのテンプレっちゃそうだしね。この漫画で初めて見た!みたいなのは特にないな。そこらへんはまぁ、キャラクターの可愛さでうまくカバーといったところか。

まぁぶっちゃけ9巻はちょっと卒読したところもあったりするんだけどね。でもそれは俺の精神状態も影響している気はするな。気兼ねなく脳細胞殺したい気分だったらちゃんと全部しっかり読んだ気もする。でも丁寧さという点ではまだもうちょっと詰められそうだな、ともちょっと思う。どんな時でも読み飛ばさない漫画もあるからね。

なんにしても、この調子だと10巻でたらすぐに買ってしまいそうだわ、俺。

それにしても、拷問とはいったいなんだったのか

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