『放課後の拷問少女』2-6巻感想:拷問はハーレムの波に消える

BOKU, 放課後の拷問少女 6, 2019

ラブコメ。驚くほど普通のハーレムラブコメ。タイトル期待したら肩透かし。期待しなかったら頭らかっぽにして楽しめる清く正しい少年向けちょっとエッチなハーレムラブコメ。

まぁ1巻の時点でそうだったけれども。ただ1巻の時は、この手のハーレム系としては、人物の心情が伝わってきて丁寧な印象を受けたのだが、巻を重ねるにしたがってちょっと雑な、というかまぁ、女の子可愛いでしょ、に振り切り過ぎているようにも感じられた。まぁこの手の漫画ではよくあることではあるんだけれど。先生キャラの投入がちょっと悪手だったように思うんだよな。。

まーでも頭空っぽにして楽しめるよ。以下2-6巻感想。

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拷問はいずこ

やーすごい。ハーレムでござるよ。ちょっとエッチな学園ハーレム、部活もの、わーいって感じ。拷問どこいった。

いやね、まったく要素がないわけでもないんだけどね。ただ活かされているというと、まぁ活かされているとは言い難いな。

特に、2巻から登場した先生がこの漫画の方向性をちょっと難しくしてしまったんじゃないかなぁという気がするよ。だってさ、あの人完全にSMやん。SMと拷問は違うけれども、まぁやることとしては近いところがある。それだけに厄介。

経験豊富な先生が入ったことによって、拷問がSMに負けちゃったんだよなー、と。これ、作品の方向性にけっこう影響あったんじゃないかな。ただでさえ最初から拷問要素微妙だったのに。

そんでもって、先生の立ち位置が麻美先輩とちょっと被っちゃっている、というか上位互換になっちゃっているのがなぁ。麻美先輩のキャラがちょっと侵食されちゃったよな。1巻の時点では一番好きな感じだったんだけれど、巻を重ねるごとに影が薄まっていってしまって残念なのだわ。

まぁつまり、先生の登場によって拷問はただのSMプレイになり、麻美先輩のキャラは薄まった、ということで、あんまりよろしくなかったんじゃないかしら。実際、先生の出番その後だいぶ減るし。作品の元々のテーマや、主要人物である麻美先輩のキャラと衝突するから、使いづらかったんじゃないかなー。

頭からっぽにして楽しめるとも

とまぁ、なんだか愚痴っぽい感想になってしまったのだが、楽しめなかったかというと、そんなこともなく、ちょっとエッチなハーレムラブコメとして頭空っぽにしてゆるゆる楽しんで読んでいた

この手の漫画ってすげー多いけれど、エロいだけで話が最低限度文化的になっていない憲法違反のやつが多くて、そういうのってマジで2分くらいで読み終わったりするんだが、この漫画はけっこうちゃんと読んでしまった。内容はないようなのにね。

それはなぜかって、人物の心情がちゃんと伝わる丁寧な描き方をしているからで、たとえそれが超絶ご都合主義であったとしても、有る種のお約束を共有していれば読み解けるものなら、しっかり読めてしまうものなのだ……が、正直その丁寧さも巻を重ねるごとに雑になってきてるな……とも思う。実際6巻はかなり読み飛ばしたところがある。

ヒロインが増えてきたもんで、彼女たちのエロい姿を描くだけでページが埋まってしまっていて、彼や彼女たちのちょっとした心情風景が少なくなっているからかもしれんね。そこがちょっと残念なんだよな。ここらへんうまいのは、「田口ホシノ」作品とか、ヒロイン増やしながら丁寧さを失わないやり方を心得ているんだが。最近だと氷川翔の「万代かなめは遊びたい」もよかったな。この漫画もうまくやってくれると嬉しいんだけども。

とかなんとか言いながら、結局続きポチってるんだから俺もアホだよな。アホだとも。なんだかんだ楽しめる漫画さ。

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