BOKU, 放課後の拷問少女 10, 2020
みっちゃんがレギュラー落ちするのか?という不穏な9巻からはじまるいつもどおりのラブコメ拷問どこいった編。今回もエロい。それはそれとして全体的になんかみんな線がカクカクしてきているような気もする。以前からなのか?まぁいいや。
まー頭からっぽにして楽しむうれし恥ずかしハーレムラブコメではあるのだけれど、今に始まったことではないとはいえあまりにも拷問要素がないのでこれでいいのかという気もする。でも多分これでいいのかここまで続いているのだろうとも思う。
と思いきや、最後の話は拷問がうまく使われていてちょっと面白くなりそうな感じ。以下10巻感想。
さよならみっちゃんそして帰ってきたみっちゃん
今回はみっちゃんがアメリカに行ってしまうというみっちゃんレギュラー落ちを思わせる不穏な始まりだったわけだが、さよならするものの一瞬で帰ってくるという安心のハーレムラブコメ。まぁみっちゃんレギュラー落ちとか誰得だしね……。家族の前でも「ダーリン」呼びのみっちゃん完全に家族公認ではないのだろうか。
特に拷問しない少女
まぁこの漫画が全然拷問してないよねってのはいまさらの話ではあるのだけれど、それにしてもみっちゃんの転校騒ぎに続き、生徒会長がにゃんっていうだけの話、バレンタインでみんなにチョコもらってモテモテの話、部長と腕くんでデートするところ見てやっぱり俺の好みは部長なんだなぁと思いつつ、いやまじでこいつら拷問しねぇなぁって。
いや拷問しないのが普通ではあるんだけれど、でもタイトル拷問少女やん。いやまぁね、拷問とちょっとエッチなハーレム、需要があるのはどっちかなんて火を見るより明らかな愚問ではあるんだけれどさ。せっかくニッチなテーマを掲げているのだし、ハーレムラブコメとからめつつもうちょい拷問してくれてもいいと思うのだよ。ってか拷問活かしてくれないと俺のイチオシであるところの部長が、友達のおっぱいを揉むだけの引き立て女になってしまう……。
忘れた頃に拷問少女
とかなんとか思ってたら、10巻最後の話で、「石丸に誰が好きか拷問で自白させる」という、「お」と思わせる話。これ普通に楽しみ。エロさもありつつラブコメ的にも美味しいやん。部長は狂言回しの役どころなんだろうけれどおいしいところさらっていきそうな気もするし。
うん、ベッタベタなラブコメも悪くないけどさ、やっぱりこういう話読みたいよな……と思ったら第11巻へつづくってさ。はい。