原作・此ノ木よしる。2017年7巻限定場付属のドラマCD。6巻に引き続いて7巻もドラマCDが出た。好評だったということだろうか。
やはり高村が面白くて、童貞臭い感じがよく出ていて実に良い。高村のキャラの描写については原作超えしているのではないかと思う。ピーピーうるさいところがウリなのだろうけど、個人的に一番楽しめたのは高村のはしゃいだヤラハタ感であった。
もちろん、千子や流河、杉田も良い味出している。特に流河の暴走っぷりは素敵やね。彼等の楽しそうな日常を音声で聞けて嬉しい。ヤンキーの星くん回があったのは意外だった。思春期を爆発させている感じがこれまたよし。下ネタ爆発の女子トークも楽しかった。杉田のイケボ責めは是非ヘッドホンで聴きたい 笑。
そしてやっぱりある声優さんのAM感溢れる謎トーク。ここでも高村役の人が大活躍 笑。ええな、この人。以下7巻ドラマCD感想。
続・ドラマCD
前巻に引き続いて、7巻も限定版はドラマCD付属。トラックタイトルは以下。
- プール清掃で脱衣鬼ごっこ
- 千子に憧れる女の子!?
- ヤンキー星くん参戦!
- 男子禁制の女子買い
- ノーパンブートキャンプ
- EXTRA 収録後座談会
内容について、Amazonの紹介文を引用する。
単行本4巻第22話より「千子に憧れる女の子! ?」、6巻第37話・7巻42話より「ヤンキー星くん参戦! 」、7巻43・44話より「ノーパンブートキャンプ」ほか全5章。
前回大好評だった収録後座談会も収録予定!
ぼっきちゃんこと桃木はともかく、星くん回があるのは意外やったな。十代の思春期爆発な童貞感は、高村とはまた違った趣があっていい。話も原作に則っているから心配ないしね。オリジナル脚本はだいたい悲しいことになるので。
このドラマCDはピーピーうるさいのがウリだと思うんだけれど、どっちかっていうと千子に振り回される男性陣の反応が楽しいドラマCDやと思う。女子では千子よりも流河の暴走特急がいい感じ。千子は変態的な癖になんかメインヒロインの貫禄あるわ。
高村(笑)
なんといっても高村だなぁ。高村がええなぁ。プール清掃回とか最初から飛ばしている。千子に「胸見すぎです」と指摘された時、
「み、見てねぇしぃ?つ、捕まえるチャンス狙ってただけだしぃ?」
と視線を泳がせてキョドってるのがアリアリと目に浮かぶ。さらに千子が挑発的なポーズを決めた時の高村は
「うぇあ!?あ、あー、あ”ーーー!M字くゎいきゃくっ!
ここ、股間が、股間が手を伸ばせば届くところにぃー!」
もうすっごい楽しい 笑。そこで、千子に「何股間を凝視してるんですか」と言われたときには、「いや、お前が見せてんだろうが」と即座に素でツッコミを入れるテンションの上げ下げがよし。会話にリズムがある。
ということでまずは前巻に続いて高村が楽しい。いやほんとに、高村については原作超えしてるんじゃないかな…。声優さんの力半端ない。まぁでも、こういう童貞臭さみたいなのは、画よりもむしろ声のニュアンスでこそ表現しやすい、のかもしれない。同じく星くんも絶対コイツ千子で妄想してるんだろうな〜って感じが実によく出ていてな…楽しかった。
流河のむっつり感
それに比べると、千子のエロスは音声表現が難しい、かもしれない。先に例示したプール清掃回の時のように、主に高村が実況中継することで、その情景を想像させてくれるわけだが、やはり画がないと寂しい。むしろテンションあげあげの高村の印象ばかりが残る。千子の変女っぷりが高村に食われているような気がしなくもない。
でもノーパン回の千子の慌てっぷりはよかったな。あの話は、さすがに画で表現するのが憚られる話なので、音声くらいがちょうどよいというのもあるかも。肩車のあたりのシーンとか緊張感あったなー。
そしてエブリデイオナニスト流河のむっつり感。千子と桃木の下ネタ女子トークに、おずおずと入りこんでくる感じ、そしてテンション上がると煩悩爆発して歯止めがきかなくなる感じ。素敵やったわ。流河については原作ママやけど、下ネタでテンション上がりすぎて「あはははは!」って大笑いしだすのは独自かも。流河の興奮ぶりがよく伝わってくる。
それにしても、オ○ニーはピー入るけどオナニストはOKらしい。どういう基準なんだろう。まぁオナニストはピーされると何言っているかわからなくなりそうだが…。
楽しかった
全体的に、高村たちの愉快な日常が楽しめて元気出る。8巻もドラマCD期待したいなぁ。
ところで今回も杉田のイケボな言葉責めがあったんだが、主に読者のほとんどが男性と思われるこの漫画で、これはいったい誰向けのサービスなんだろうか 笑。無駄過ぎるイケボのターン楽しかったわ。是非ヘッドホンで聴きたい。
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