作・ÖYSTER。2005-2007年。全2巻だが別名で続きもあるっぽい。メインがだいたい女の子だけで色のある話がないので、いつもならこの手合のは読まないのだけれど、作者買い。
萌え系ギャグだが、ちょくちょく綺麗に落とそうとするのが気にかかる。ラブコメ的な美味しさはほぼないし、ギャグはところどころいいんだが、萌えが邪魔してる気がする。既に他作を知っているからかもしれないが、普通の描いたらいいのにと思ってしまった。それが光の大社員なんだろうけれど。
以下全2巻感想。
なんといってよいやら
作者買い。このサイトのテーマからわかるように、いつもならこの手のメイン女子だけのやつは、基本読まない(あずまんが大王クラスまでいくとまた話は変わるが…いやアレも、昔だから読んだけど、今から読むかと言われたら読まないかな)。けれど作者買いで読むことはある。作者がÖYSTERでなければ手にとっていなかっただろう。
基本的にギャグ漫画。ギャグ漫画なのはいいんだが……ちょっと綺麗に落としがちなのが気にかかる。綺麗に落とすっていうのは、友情を再確認するようなのとか。最低なのは、メンバーの仲の良さを確認するようなのとか。他にも、これは結局女の子が可愛いというオチだなぁという感じで落とされると、うーん。
個人的なコダワリといえばそうなんだが、ギャグ漫画、特にこういう萌え入ってるやつは、綺麗に落とされると鼻白む。久米田康治なんか綺麗に落としたがる業の深いギャグ漫画家だと思うけれど、綺麗に落とすのは最後まで我慢するし(『育ってダーリン!!』の微妙感は、やけに綺麗に落とす話が多かったからじゃないかと思う)。
端的に言うと、ジャンルが違うということかもしれない。でも、普通にギャグ漫画として面白いネタもあって、ノリ自体は好き。レギュラーメンバーとは違う、謎のオッサン教師たちがいい味出している。ぶっちゃけ女子メンツがいないネタのほうが楽しく読めた。だがこれは、この作品の楽しみ方ではないだろうなぁ。
2巻になると、菜々原周辺などで多少俺好みの話もちょくちょく出てくるが、総じて微妙ではあった。まぁ求めているものが違うという話ではあるのだが……。
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