『魔法陣グルグル2』6巻感想:レイドに続いてジュジュにも色っぽい話が…感慨深さMAX

懐かしいだけじゃなく、昔の面白さが色褪せず驚きの魔法陣グルグル2、6巻。なんとレイドに春が来て感慨深いと思っていたら、今度はジュジュも!?いやいやそれは、本当に感慨深いというかなんというか…。ラブコメ度は前作より上がっているかもしれんね。

目次

レイドの春

前巻に引き続きレイドの春。デキルコとはなぁ。初代グルグルの頃を思うと、レイドがなんかちゃんと春らしい春を迎えているということに、なんだかホロリとくるだよ。

衛藤ヒロユキ, 魔法陣グルグル2, 第6巻
衛藤ヒロユキ, 魔法陣グルグル2, 第6巻

↑もうこの1コマだけでグッとくるやんか…。衛藤ヒロユキは本当にうまいよ。ちょっとカッコつけてる男の子と、それを見て女の子が笑いながら一言「しっとる」。ええやん……。この空気感、最高やね。

ジュジュにも春…なの!?

レイドも感慨深いけど、それ以上にびっくりなのがジュジュよジュジュ。まず龍になったニケについて、「かっこいいよね」と。え、マジで。そういう感覚あったんだこの娘。まずそこから驚き。

いやほんとに、ジュジュは初期組の一人でありながら、色っぽい話っていったら、ケベスベスにエッチな踊りを踊らされた時くらいじゃなかろうか。あれもサービスシーンとはとても言えないギャグシーンであった。そんな娘が。若干トマとはいい感じかも?という感じではあったが。

しかもお相手が、龍になったニケ…え、ほんとに。それは修羅場では。ウニョラー展開では。あーでも、一番最初の頃、ニケとちょっといい感じだったりもしたね。でもいまさら?マジでごく初期やで。うーん、これは龍のニケの人格が元の人格とは関係ないとかそういうオチに…なる……のやろか?正直この先むっちゃ気になるわ。

いまや勇者はおっさんの夢…おぅ

グルグル2の何がすごいって、往年の面白さがまったく色褪せていないだけでなく、昨今の流行を取り入れてしっかりネタにしているところであるが、それにしても↓のネタはやるせないのぅ。

衛藤ヒロユキ, 魔法陣グルグル2, 第6巻
衛藤ヒロユキ, 魔法陣グルグル2, 第6巻

うん……そうだね。グルグルの大きなベースにドラクエがあるのは間違いないけれど、もうドラクエも主流じゃないんだろうな…。いまや宣伝文句が「もう一度、勇者になろう」やしなぁ。でも、そう簡単に忘れられないんだよ。

あとなんだかんだでククリもちょっと精神年齢上がった?と思ったのが↓の一コマ。

衛藤ヒロユキ, 魔法陣グルグル2, 第6巻
衛藤ヒロユキ, 魔法陣グルグル2, 第6巻

あはは。思わずクスってなったけど、これはなー、ククリもちょっと成長してるんだなーと思った。なんとなく。奥様化しつつあるというか。いや、恋バナ大好きなのは元からだけど、それをゴシップと表現し、かつ「私はだめな女です」と締めくくり、かつそれに実感伴っているのが、やっぱジミナ村に居た頃とは違うな、と。ちょっと、恋愛沙汰にも熟れてきた感ある。

そこへ、最後の最後、ジュジュを巻き込んだ色恋沙汰やで。「ラブラブ騒動」って衛藤ヒロユキはまた小っ恥ずかしい言葉を…!でもそれがこの漫画の味よなぁ。ニケ、ククリ、ジュジュって、緊迫感すらあるよ。オチとしてニケ・ククリが揺るぎないのはそうだとしても、それにしてもどういう展開になるのか、すごく気になるね!

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