乳のために命を張れる男は間違いなく大物。
いきなりアレだけどGS美神ですはい。横島も若いし椎名高志も若かったのだろうと思われる。そして俺も若かっ……いやマジで若いわ。1992年に1巻か。1992年ってあれか、FF5が出た頃か。若いってレベルじゃない。記憶も怪しい。でもこれ昭和の印象合ったけど平成だったんか。
当時のことがなんとなく記憶に残っているのは、アニメが妙にエロかったからだろうか。でもあんまり見た記憶もない。漫画自体はたしか大学くらいでちゃんと読んだような……いや働き始めてからだっけ?絶対可憐チルドレンよりも後追いかもしれない。
本作のジャンルが何になるかはけっこう難しいよな。序盤はギャグだけれど、中盤以降、ってか後半は明確にシリアスだったし、最終的にはラブコメだったかもしれない。ルシオラの件は今なお色々と思うところがある。
以下すべてが懐かしい1-5巻感想。ちち……しり……ふともも……!!ぼかぁ……ぼかぁもうっ!!そんなものより刺身が食いたい。むなしい。
オススメ文
「オススメされた作品」にあって、そんな作品もあったねと特に笑ったわけでもなかったけれど、とても懐かしくなってしまった。
乱馬など少し前の作品の話が出てたので、こちらも感想聞いてみたいと思ったので。美神さんは今になってみると感じ方も変わるなあ…と思いました。
ユウさん
美神は作品としてもヒロインとしても変わるところがあるかもしれないですね。何しろもう自分のほうが年上なので……(遠い目)。しかし何よりも横島の若さが眩しい。
内容
- 第一話でおキヌちゃん
- 横島時給250円、令和のクラウドワーカー時給25円
- さすがにおキヌちゃんの日給30円にはかなわない
- おキヌちゃんは死んでる可愛い
- その後はバタバタする
- 2巻の時空消滅内服薬はけっこう面白かった
- 3巻で時給が255円
- 4巻でみんな大好き小竜姫
- 美神さんのぱんつ盗ってきてあげる!!
- 横島のシャドウが小竜姫の逆鱗に触れるシーンは少年の性的原体験になったという
- 机の女可愛い
- 5巻のロリ美神は可愛いけど可愛いの方向が可愛すぎるので……
- ボディコンじゃなければヒロインヂカラ上がるのは多分そう
- 一方おキヌちゃんのハイレグ
- ハイレグ……ハイグレ……ハイグレ……う、頭が……
ラブコメだった、と思う
GS美神が何のジャンルにはいるのかはもはやわからないが、しかし今なお影響力があるとすれば、それはラブコメジャンルのように思える。なんだかんだでラブコメだった。本作の実質主人公だった横島の原動力は最初からまさに性愛だったし、思い返せば最初から最後まで各人のラブが交錯する作品であった。
思い返せばと言ったが正直覚えていることがそんなにあるわけでもないので、懐かしい気持ちで読み返した。美神さんのボディコン服はリアルで目の当たりにしたことはないが、クレヨンしんちゃんでもまつざか先生が似たような服着てた気もするし、きっと当時はそうだったんだろうね。しかし後にも先にもこんな服着た少年漫画のヒロインは他にいまい。
ヒロインといったが、美神はあんまりメインヒロインには見えない。美神は本当に微妙な立ち位置で、外形的にはヒロインであり主人公でもあるのだろうが、実際的なところでいえば、主人公は横島だ。そして横島視点において、美神は確かにヒロインフラグもあるのだけれど、それ以上に「憧れの人」の側面があまりにも強い。第一話からおキヌちゃんが出るのもぶっちゃけ美神のヒロインヂカラが不足していることをわかっていたからにも思えるし……。っていうかおキヌちゃんマジヒロイン。
まぁでも美神はいいよ……なんといっても、受信料を払ってないところがいい。俺はxxxが嫌い過ぎて10年前にテレビを捨てた。ワンセグもフルセグも持ったことがない。公明正大に受信料を払っていない。なにしろ受信設備がないんだから。当たり前だよなぁ?……まぁこんな話に共感してしまうのは歳食ったからよ。ローンと税金の話をすると落ち込む野原ひろしの気持ちが心底わかるお年頃。
小竜姫の逆鱗に触れるシーンが原体験の一部に
そんなお年頃になったためなのか、この愉快な漫画の話は正直ほとんど目が滑った。ノスタルジーで目だけは通したものの、だいたいは素通り。その中でいくつか目がとまったところは「内容」に上述した。
原作漫画だと4巻の小竜姫の回を見た時、たまたま見たアニメが彼女の話だったことを突然思い出した。横島のシャドウが小竜姫の服の中に潜り込んで逆鱗に触れるシーンが非常にエロティックで、これがいたいけな少年だった俺の心にクリティカル。その時食べていた朝食のアスパラガスの味と共に覚えている。……記憶違いかもしれないけど。
ってかまぁ、興奮したというより、正直ちょっと引いていたんだけどね。女の子の服の中に潜り込んで身体を触るっていうのは、当時のピュアな少年にとっては信じがたいごとであった。
おキヌちゃんは死んでるかわいい
まぁ少年だった時もそして今も、ラブコメ的な観点で一等目立つのはやっぱりおキヌちゃんではある。中盤以降はともかく、序盤においてはおキヌちゃんおらんかったらさすがにつらかったと思われる。何かとちゃっかりしつつも、なんだかんだで横島大好きなおキヌちゃんが本作の癒やし。基本袴姿のおキヌちゃんが水着回でハイレグ(ハイレグの響きだけでハイグレ大魔王が頭に……うっ……)姿になるのは今見ても中々の破壊力であるように感じられた。
……まぁおキヌちゃんは死んでる可愛いんだけどね……(意味深)。
まー、多くの人が思い出すGS美神は、ボディコン美神とギャグ泣きしてる横島の横で微笑んで浮いてるおキヌちゃんではなかろうか。実際、それこそ本作の本質であったように思う。
つまり、この作品は最初の時点で相当程度完成していた。しかしそれにも関わらず、その完成された枠を自らぶち壊しにいったところに、勢いを感じるし、若さも感じる。それが功を奏したかは正直微妙なところだ。微妙なところではあるが、今なお印象に残っているのは、まさにその破壊があったからだとも思う。
まぁ1-5巻時点ではラブコメ分を感じさせる程度のギャグ漫画だけどね。おキヌちゃん可愛い。可愛かったのに……。
それにしても、微妙に古い作品の積ん読ばかりが増えていく……。
コメント
コメント一覧 (2件)
更新お疲れ様です。おすすめにコメントしてから爆速でびっくりしました。
自分の場合中学の時に二次創作の沼(読む方)に引きずり込まれた元凶なんで思い出深いです…。SSとかかなり多かった印象。
僕は昔からルシオラ派なんですが、カップリングとして改めて見ると美神さんと横島君の相性はいいとは思うんですよね。師弟関係、折檻とツッコミを入れつつ手綱を取って、根っこはお互い理解出来ている…と。ただルシオラ強すぎたよなってw
今考えると話が進むごとに美神さんの精神面の幼さというかアンバランスな感じが強くなったのがむしろヒロインとしてパンチ弱くなった気が。年上の頼れる感じが強くなってほしかった…。
たまには早いこともあるのです。本当にたまに……
学生時代はゲーム系の二次創作にハマっていた自分ですが、それでもGS美神はかなり多かったという印象です。
ルシオラ関係はけっこう荒れていた記憶があります笑
CPとしては美神と横島は非常に相性が良いのは本当にそのとおりだと思います。
最終的なパンチの弱さをあえて擁護するなら、横島が成長したので、美神との距離感が変わりはじめた、中途半端なところで終わってしまったのかな、とか。
ただルシオラは、シリアスなストーリー展開も相まって、横島との運命性さえ感じさせる、カップリング云々を超えたパワーがあったように思われます。
GS美神は本編で大長編ドラえもんをやってしまった(意訳)みたいなことを言っている人がいて、的確だなぁと思いました。