『あつまれ!ふしぎ研究部』5巻感想:風紀委員はもうダメです

安部真弘, あつまれ!ふしぎ研究部 5, 2018

メイン昇格、そんなのもあるのか🤔

仮入部だからメインとまでは言わないけれど、関係性的には明確に一つ上にいったなー。そういう展開もあるんだね。

なんか幸せハッピーなハーレムラブコメだわ。これはいつでも楽しめる。ちょっとエッチ具合もちょうどよい。これくらいのエロスの作品って貴重だと思う。ただし風紀委員はエロ同人。以下5巻感想。

和香メイン(仮)昇格?

元化学部の和香がなんとふしぎ研究部に仮入部。これはメイン昇格か🤔

と思ったが、さほど出番が増えていない。仮入部ということもあるし、メイン(仮)くらいの扱いか。まぁ見た目は本作でもヘタすると一番可愛いし、大祐との距離感が完全に異性のそれでかつ、わかりやすい恋愛フラグまでたってしまっているので、普通の入部にしてしまうと一気に他キャラを食ってしまいそう。和香と大祐の呼び捨てを拒絶したように、鈴も若干警戒気味(鈴は最近ちょっと押され気味で、妹ポジションに収まってしまいつつありそうな気もする)。

恋愛関係だけではなく、人間関係的にも他3人とちょっと毛色が異なる。既存の3人とそもそものベクトルが違う方向に向いているようだ。なので、毎回登場するにはちょっと異質な感じ。

なのでメインとは言い難いのかもしれないんだが、しかし部に所属しているのには違いない。主人公と同じコミュニティに属することはラブコメにおけるヒロインの必須要件だと思うが、部は誰でも入れるから、こういうパターンがあるんだなぁ。

どんな卑猥な命令にも従順に従うのがお似合いの風紀委員

巻を増すごとにただのヘンタイさんになっている風紀委員さんは、大祐のリコーダーで延々と間接キスを楽しんだ挙げ句、そのままリコーダーを盗んでしまう。これは完全にアウトさん。

しまいにメイド服が似合っていると言われただけで「卑猥な命令に従うのがお似合い」に変換する救いようのないヘンタイフィルタ。千晶からは「お前が一番悪影響」とまで言われる。うーんこれは永遠のサブヒロイン。

同人エロゲの女主人公みたいなお人である。多分写真集出て何かのレベルが上がってる。好き。

本領発揮だから

高浜に負けまいとしているのか、お色気担当のことね先輩も謎に女プロレスを披露する。もうこの人基本的に体張るばかりよ。催眠術ってかなり強力な特技なんだけれど、強力過ぎるだけに漫画としては使いづらそうな感じもする。割とバランスブレイカーだよな。

ただその結果として完全にお色気担当になっている。ラブコメヒロイン的な見方ではお色気担当はほどよければいいが超えるとマイナスなんだよなぁ。衆人環視のはずかし固めはちょっと超えている感もあり、ヒロインとしてはやや微妙な展開か🤔

千晶先輩大勝利

ヒロインたちが暴走したりこじんまりとしていく中で、一人着実にヒロインポイントを上げ続けているのが、当初3人の中で今ひとつ目立たなかった千晶先輩。映画デート回はただただ普通に可愛かった。普通がいない本作において普通に可愛いはとんでもなく可愛い。

相変わらず大ヒットがあるわけではないのだが、消去法的にメインで残る感がしなくもない。

果たして今後どうなるかな……なんて言いつつ読んでいるわけだが、思っていたよりだいぶ楽しんでる自分に草。

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