『となりの布里さんがとにかくコワい。』1巻感想:となりの布里さんがとにかくカワイい。

紀ノ上晟一, となりの布里さんがとにかくコワい。 1, 2019

ヤンキー彼女もの。この手の作品がちょこちょこあるが、例によって本当に怖いヤンキーというわけではない。

とはいえ、見た目が怖い(金髪・目付きが悪い)、ぶっきらぼう、言葉が乱暴、口下手、態度がでかい、人の目を気にしない、などあまり生きやすそうではない性格の女子であることは確かである。

ラブコメ的には、周囲のすべてが応援ムードというのが、この手の漫画としてはよしかもしれない。というか俺によし。主人公だけは、近寄りがたさを感じているようなのが、

以下1巻感想。

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バンピー男 x ヤンキー彼女

バンピー男xヤンキー彼女はそこそこ人気があるジャンルなんだろうか、時々見る。ただヤンキー彼女が本当にヤンキーであることはあまりない……というか、男にしてもいわゆるガチのヤンキーは、ヤンキー漫画じゃない限りお目にかかれないが。まぁヤンキーのラブロマンスがみたいという需要はかなり限定的だろうしな。ヤンキーの世界知っている人も漫画界隈じゃ少数派だろうし。

トニカクカワイイ

さて、本作は隣の席になった布里さんが主人公の平に一目惚れして、その様子がひたすら可愛いという、タイトルが半分正解半分間違いといったところ。となりの布里さんがとにかくカワイい。が100%正解である

もっとも、絵柄的な問題もあるかもしれないが、作中で特に美少女という扱いではない。だが登場時の見開きでは太ももの肉感の若干のコダワリも感じられ、胸もでかいようだから、男好きするタイプではあるのかもしれない。実際、布里の一挙一動にちょいちょいビビっている平も、布里の胸には何度かドキッとしている。胸って偉大。いや男がチョロいのか。

いったい何故こんな子が恐れられているのだろうかとは思うものの、確かに金髪で目つきも悪く、態度は大きくて口下手かつ言葉が乱暴であり、人の目も気にしないからぶっきらぼうという、あまり生きやすそうな見た目と性格ではない。

周囲の反応が祝福ムードでよい

とはいえ性根は非常に善良で、子供たちの仲裁などもするし、まぁただのいい子。作中においても、どうやらバンピーの平にピュアな恋してしまっているらしい布里の可愛らしさに気づいた人たちが悶えて、その仲を応援しようという、ラブコメ的幸せハッピーな空気が満ち満ちている。個人的にはその周囲の反応が一番楽しめていたりする。

ちょっと気になるのは、平くんがちょいと鈍感すぎねぇかな、と。もちろん読者の神視点から判断するのは可哀想ではあるのだが、かなり多くの周囲の人たちが気づく程度には布里の挙動は隠そうとして隠しきれていないわけで、それならせめて恋愛感情に気づけとは言わないまでも、布里のことを「怖い」と表現するのはあんまりじゃなかろうか、と思わなくもない。

まぁでも、「怖い」と言いつつもその距離感はナチュラルに近いものであり、実際布里との日直の時には二人の親しさに目を見張るクラスメートなどもいたので、本能的なところでは怖いとは思っていないのだろう。それでも、第一印象を拭うのは難しい、ということなのかもしれない。今後少しずつ、己の本心を自覚していくのだろうね。

取り立てて珍しい内容ではないものの、それだけにカプものとしてラブコメラヴァーズならば安心して楽しめる作品であったと思う。

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