ってことで、船の墓場脱出後はカーウェンの街から北の山。
カーウェンの街のフラグたて、街の人の聞き込みなんだよな。覚えていたからできたけれど、何も知らないとだいぶ苛つかされたかも。昔のRPGは、そこらへんにいる街の住民がフラグってよくあったわ。しかも順番があったりしてね。ハマると「え?え?何するの?」って延々と町中をうろつくことになるという。
「海がだめなら空だ!」と飛竜フラグたてた後は、北の山。
北の山といえばポイズンレナ
北の山といえば、レナさんの自己犠牲飛竜草ムーブである。毒矢を撃たれて旦那への手土産にされそうになった後からの飛竜草。
被虐ネタの尽きないヒロインだ。そしてそれを助けるのが尽くファリスっていう。まぁレナとファリスの因縁をほのめかすためなんだろうけれど、バッツの存在感がまったくないのであった。いや、なんか杭打ち込んでるけどさ。
と思った矢先に、飛竜に乗る前の「高いところは苦手なんだ」。
ようやく出した個性がそれでいいのかお前。なんだその個性。
この後みんなで大笑いするノリがFF5のいいところ。
ガラフとファリスはともかく、いたわりのレナさんも大口開けて大笑い。お前さっきまで本当に毒でぶっ倒れてたのか。
このドット絵がFF5の雰囲気に寄与しているところはけっこう大きいと思うんだ。FFって割とパーティー内の雰囲気悪そうだなーって感じの面子になること多いんだけれど、FF5ばかりは終始こんな感じで、コイツラ楽しそうだなぁって思わせるのがすごくいいんだよね。
ウォルスで水のクリスタルのジョブをゲット
北の山の後はウォルス。なにげに第一世界限定召喚獣・シヴァのいる街。
わざわざタイクーンから王女様がやってきたというのに、聞く耳持たないウォルス王。昔どっかのサイトで、「タイクーンの田舎娘がやってきたくらいに軽くあしらわれたのではないか」という考察を見たが、実際ウォルスを見た後にタイクーンに行くと、大君の田舎ぶりが見て取れる。山と森に囲まれた田舎国。ってかウォルスにせよカルナックにせよ城と街は別なのに、タイクーンよ。
ガルラ戦、適当に臨んだらファリス以外全員戦闘不能という謎の死闘を演じることになってしまった。ガルラまともに取っ組み合うとあんなに強かったっけ……。
ガルラ戦の後は水のクリスタルのジョブをゲットするわけだが、その際にはしっかりガラフを知る戦士など出てきて、バッツ以外の全員にただならぬ出自がほのめかされた形だ。
さらにここでまたシルドライベント。シルドラが最期の力でバッツたちを助けてくれる。
ファリスの口調が一気に幼くなるのが悲しい。ファリスにとって、幼い頃からの唯一の家族だったことが伺える。
……いやまぁ、もうひとりの家族そこにいるんだけどさ。
レナが「シルドラ、ありがとう……」というのは、助けてくれたこと以上の意味があった気がするね。
その後のタイクーンではレナとファリスのイベントもあり、お互い薄々感づいている様子。
記憶ではこのイベントもっと後だった気がしたんだけど、そうでもなかった。
バッツという男
それにひきかえ、何もないのバッツ。レナとファリスの重要なイベントの次の日、寝ぼけてベッドから落ちるだけの男。
このシーンはレナの含み笑いがけっこう印象的で、妄想膨らませたらこれで軽くバツレナ一本書ける。昔のファンはたった一言のやりとりだけでSS10本書いたんやで(老並感)。
いやしかし、客観的には何もない。こんなに何もなかったっけこの男。いや、ドルガンの息子でコイツも実は出自しっかりしているんだけどさ。イベントがない。なにもない。せいぜい海賊のアジトでボコのお見舞いくらいってどういうことよ。
ボコといえば、いつまでたっても戻ってこないバッツたちの後を追ってアジトに単身向かったんだなと思うと本当に可愛い。っていうか、待たせておきながら普通に船で出発しようとしていたバッツよ……。
まぁでも、ここらへん、地味にバッツの人間性が出ているのかもしれない。ボコはボコでなんとかするだろうという、バッツなりの信頼なんだろう。で、生きてさえいれば、またどこかで会えるさっていう、そういう感じの考え方なんじゃなかろうか。これは後にロンカ遺跡だったかで見失ったガラフをほっといて先に進もうとするあたりにも(たしかそんなイベントあったはず)通じているだろう。バッツに信頼されると、ビビるほど放置されるのだw
いや、ボコのこと大事に思ってはいるしね。
なにげにこうしてバッツが頭を下げるのは珍しいのだ。
そしてカルナック
ゴブリンパンチなど覚えつつ、隕石のワープを使ってカルナックへ。FF定番のシドの登場。FFはファンタジーの世界観なのに、バリバリ機械が動いているのがいいよね。
ステータスはこんな感じ。ミニスカ白魔再び。レベル3白魔法を覚えるためにな。
そしてバッツは魔法剣士。魔法剣は漢の浪漫!!
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