『フェンリル姉さんと僕』1巻感想:ブラコン姉と弟じゃないかもしれない弟は人外につき

阿崎桃子, フェンリル姉さんと僕 1, 2018

遠目から表紙を見て犬耳かと思ったが別にそんなことはなかった。でも髪はちょっと犬っぽい。といってもケモミミ要素はない。あと僕は多分蛇。っていうかヨルムンガンド。いやわからんけどな。違う可能性もあるっちゃあるんだが。

ラブコメ的には姉弟ものに入る。といっても、"僕"は記憶を失っているみたいなので、純粋に姉弟とは言い難い。まぁだからこそラブコメになっているとも言える……が、兄弟と知らずに再開して惹かれるって、普通なら失恋フラグだが……まぁでも中身は人間じゃないし……っていうか実はしれっと弟じゃないかもしれないし……?うーん。

雰囲気は好き。以下1巻感想。

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再開系姉弟(人外)

再開型の姉弟ラブコメ。ただし本当に姉弟かどうかはわからない。本当に姉弟だったらガチ近親ということになってしまうし、違ったら話の成り行き上弟くんは死ぬ(物理)。幼馴染の再開は勝利フラグだけれど、兄弟の再開は敗北フラグなんだが、まぁこの漫画の場合タイトルのとおりフェンリル姉さんと僕しかいないので、姉弟ラブコメでしょうな(それともライバルヒロインが出てフェンリル姉さんイライラみたいな少年向けラブコメみたいな展開あったりするのかしら)。

まぁ姉弟とは言っても北欧神話におけるフェンリルとヨルムンガンド、すなわち人外なので、人の世の道徳倫理を当てはめても意味がないかもしれない。そもそも法律もクソもなかろうし。

さすがに犬と蛇の姿で姉弟ラブコメやられたらなんぼなんでもレベルが高い、のだが、平生はちゃんと人の姿をしているので大丈夫。表紙のとおり、フェンリル姉さんは可愛い女の子だし"僕"は小さな男の子。僕のほうが目が大きい。

ブラコン姉と姉が好きな偽弟

ただまぁ、少なくとも姉であるところのフェンリル姉さんは、弟のヨルムンガンドを溺愛しているものの、ちょっと行き過ぎたブラコン程度で恋愛感情というわけではなさそう。むしろ弟のヨルムンガンド(と思われる)主人公のほうが、フェンリルに元々惹かれて好きだったわけで、これがあるからこそ本作はラブコメとして読める。

ブラコン気味に弟を溺愛する姉と、異性として姉が好きな弟(と本人は思っていない)、というのはラブコメとしては実はそこそこ珍しいように思った。野郎向けのブラコン姉、女向けのシスコン弟ってだけなら腐るほどいるだろうけど。この双方向性の関係はありそうであまり見ないな。

まぁそもそも姉は弟だと思いこんでいるけれど、弟は自分が弟だと思っておらず、そして弟じゃなければ死ぬ、という状況自体がエクストリームだしな。少なくとも毒をもっているのでかなりそれっぽいし、まただからこそ弟だからこそフェンリルに惹かれたのだ、と考えると色々辻褄が合うのだが、しかし本人は自分をヨルムンガンドとは露ほども思っていない(弟だと思っていない)し、本当にそうでないかもしれない。

いっときの姉弟ラブコメを楽しみつつ、弟くんの正体に迫っていくのだろうか。まぁ弟くんがヨルムンガンドじゃないほうが物語性はある気がする。ラブコメ的には本当に弟のほうが美味しいが。

しかし野暮なツッコミだと思うものの、なんでこういう人たちはいつも第二の人生を日本で過ごそうとするのだろう 笑。

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