Fate知らない自分にも読む資格あるのか?と思いつつ「オススメされた作品 – 少年は少女に出会う」より。……フォームいただいたのは3年前ですが。
FateはFGOとして今やソニーの稼ぎ頭であり日本のGDPに貢献する存在なわけで、オタクとしてはそれなりに知っておくべきではなかろーかと思いつつ、仮にも00年代を駆け抜けたオタクの一人としては「月姫からやらなあかんのとちゃうか?」みたいなしゃらくさい感覚があり、しかしそんな時間ないわいというわけで、とあるなんとかと並んで今更やりづらいジャンル筆頭作品なのであります。現代の三国志。
でぇじょうぶだ、ネットの知識がある。1巻感想。
なんもわからん
でぇじょうぶじゃなかった、ネットの知識だと名前しかわからん。なんなら妙な偏見がある。と思ったけど知らない作品なのにキャラクターの名前はある程度わかるのすごい気がする。関係性もまぁなんとなくわかる。ただしイリヤはおじさんに洗脳されているイメージしかない(知識が偏りすぎている)。でぇじょうぶじゃない。
セイバーはすこしわか……らん
本作は比較的女の子たくさんで雰囲気としてはハーレムチックなんだが、一人ヒロインを選べと言われたらまぁやっぱりセイバーなのかなと思う。セイバーはわかる……わかるか……?いやわからん。なまじっか中途半端に昨今のFGOのネット知識が入ってきてわからん。FGOのやつとかもはやアホ毛しか残ってないけどあれもセイバーなのか?違うのか?Fateは系列入り乱れすぎていて何もわからん。
料理がガチ
なにもわからない俺は、すべてを忘れることにした。でぇじょうぶだ、俺は知らない映画のラスト5分だけ見て雰囲気で泣ける。俺の感受性を開放せよ。
ということでFateとかFGOとかそういうことは全部忘れて、純粋に一つの漫画として眺めることにした。設定にはついていけていないが、わかったことがある。「料理がけっこうガチ」。そこらへんの料理系漫画よりもガチ。後書きみたら監修いた。なるほど。
料理がガチなのは、現実との接点として働いているように思えた。料理のリアリティが、作品に質感を与えているように感じられた。全体的に、Fateのシリアスな雰囲気を知ったものが、このほんわかのんびりとした空気の中で、ガチめの料理という現実感が作品をしゅっとまとめる、そういう作品であるように思えた。
なので、根幹であるFateの原作をまったく知らないと難しい感じはした。まぁ実はオススメ文でもそういう注意喚起はされていたんだけれど、古本屋で見かけて、「そういえばオススメされてたなー」と急に思い出したもので……。
スピンオフはさすがに原作知っておかないとねぇ。いやーでも、これととあるなんとかは、本当にもう長いしなんかシリーズもいっぱいあってどっから手をつけていいかわからんのよね……。
まぁでも、そのうちに手をつける……かも……?
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