『エルフさんは痩せられない』1-3巻感想:ふとましい人外漫画それ全員オークでは

シネクドキ, エルフさんは痩せられない 1, 2017

オススメされたメモより。人外 + ふとましいなんだけどこれもう全員オークやろ。なかなかニッチなところを攻めている。しかしダイエットの難しさや食の誘惑は普遍的なところであるので、存外楽しめた。

段になっている腹がめっちゃフェティッシュ。1巻表紙はまだ恐る恐るという感じでそれとなくしているが、3巻になると真正面からキングスライム化した腹を堂々とアピールしており、人間の号の深さを知る。愛♥油Tシャツめちゃおもろい。

サービスシーンも多く、またケツが喋っているような謎のコマも散見され、その筋の人にはたまらんのかもしれないのだが、自分は特にふとましい属性はないため、少し笑ってしまう。自分みたいな人も読者には多いのかもしれない。

以下人生楽しんでいる人外たちの1-3巻感想。

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ポテト王に俺はなる

これはニッチ。日本語にはぽっちゃりという可愛らしい言葉もあるのだが、見た感じ糖尿病が危険視されそうな体型で、ぽっちゃりでは表現しきれない腹をしている。

それというのも現代の食があまりにもうますぎるからということで、ポテト王となったエルフがオーク化して今日もダイエットに励む。わざわざ段になった腹を強調させるようなへそ出しルックに真面目なフェチを感じる。サービスシーンはめっちゃ多い。

しかしながら、このニッチな属性を持っていなくても本作はけっこう楽しめる。というのも、刺さらない性癖のエロはギャグに見える現象による。おかげで終始含み笑いの俺。また、抗いがたい食の魅力とダイエットという、普遍的な価値観も織り交ぜられているのもある。わかるわーーーー。共感がすごい。

ラブコメ目線の話

ところで本サイトとしてはラブコメ的にどうなのかという観点もあるが、これは緩めのハーレム系といったところか。ヒロインはたくさんいるものの、恐らくメインは表題にもなっているエルフさんで決定と思われ、また主人公のことを憎からず思っていることもわかる。

主人公は人間関係の中心にいるものの、良くも悪くも毒がなく本質的なところで無個性型に分類されると思われ、またその呼ばれ方も「人間」で統一されていることから、カップリングよりもギャルゲ的な楽しみ方のほうが向いていると思われる。

まぁそんなこんなで、ちょっと俺には難しいんじゃないかと思ったのだが、読んでみると案外楽しめたのであった。続巻読むかは中古の相場次第かなー。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 確かにラブコメというよりもギャルゲ的な雰囲気ですね。最後までこの関係性は変わらないんじゃないかと。サービスシーンは実に多いですけどどれもギャグの要素が強く感じますね。ちょっと変わった日常系みたいな感じで読んでます。

    • 今のテンションのまま最後までいきそうな気がします。確かに、日常系の範疇に入りそうですね。

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