【第163話】ディーふらぐ!|カドコミ (コミックウォーカー)
思っちゃいけないかもしれないんだけど、最近の本作読んでいるとどうしても脳裏にリサイクルという言葉がよぎってしまう。いやリサイクルとは違うんだけれど、こう……ね?部屋の中をよくよく見たら、使っていないだけで実は使えるものが多いことに気づきましたみたいな……。
今回は大沢先生なわけだけれど、例によって第一話を思い出させるなどあり、今になって再評価の流れ笑う。セルフ再評価……。先生は立ち位置的には仮部で一番風間に近いんやけどね。
以下163話感想。
思い出す人
まぁ今回の話自体は野郎どもと大沢先生がラーメン食べるだけなんだが、風間のいない回でむしろ風間が思い出されるように、ヒロインズのいない回でむしろ彼女らが思い出されるというのは本作の特徴の一つだろうか。ああ、そんな風に思っていたんだなぁというのがいない時にわかる感じ。パッシブスキルでツンデレもち割と多いしな。
風間が仮部面子のことを考えていたということを知ったときの先生の「ほ〜ん」はなかなか良い表情。
お前がねぇとでも言いたげなのは、なんだかんだで部に馴染んだなぁという面もあるだろうし、あるいは突っ張っていたのにねぇという面もあるだろうし、あるいは一人で強情張らず人を認めている精神的成長を見たのかもしれないが、まぁ青春しやがってという意味はあんまりないかとは思う。
多分ポジション的には風間に近い先生
まぁ先生は別にヒロイン枠ではないように思うが、性質的に風間と一番近いポジションなのはそうなので、本来ならもっと絡んでいてもよかったかもしれない。先生じゃなくてもっと生徒寄りの立場だったら、絡んでいたんじゃなかろうか。なんなら一番絡んでいた可能性すらあるし、その場合風間よりも弱い一般能力女子ということで、彼らの人間関係にも大きな影響を与えただろう。
まぁ生徒だったら仮部には絶対入ってないだろうし、実際は先生なので、風間との距離感が難しかったのはそうだろうなと思う。特に以前の風間はツッパリ度も今思うとそこそこ高かったので、先生とは仲良くしないわな。
ってか本作はぶっちゃけ主人公とヒロインとモブで9割構成されるから、ヒロイン枠じゃないけどモブでもない微妙な立ち位置のネームドは扱い難しいのかもしれない。残り一割は風間家・風間一派・生徒会・柴崎家といったところだが、そのどこにも属していない先生。
なのでまぁ、今回もしかすると今まで一番目立ったかもしれない先生だが、この先また八王子の奥に消えるのか、それとも何かしら関係を新たにするのかはどうなんだろうなぁ。ヒロイン枠以外で関係築くなら、地味に関係性としては新しい気もするので、割と興味深くはある。
せんせー探しに行ってあげてよ。八王子は庭だろ……。
コメント