『男三女四』4巻感想:ラブコメ的には小休止だが要素はあるよ

ほんとにちんちん好きだなぁ

今回もちんちんと体毛とおっさんが大活躍。でもラブコメは少なめ。少なめながらも拾い上げられるところはあり。っていうか一番面白いのは巻末オマケの謎の廃墟ルポでは…。以下ネタバレ。

今回の白眉は「メスのちんちん」の一言であるなぁ。恥ずかしながらこれまでの人生で考えたこともなかった、メスのちんちんというフレーズ。天才的なフレーズだなぁ。素晴らしいなぁ。メスのちんちん。声に出して読みたい日本語。メスのちんちん。二律背反的でどこか哲学の香りすら漂う魅惑のフレーズじゃないか。

ってかメスのちんちんの話、ずけらんの謎の回想なのはいいんだけど、王子様役がウエズなのは他意があるのか、ないのか。どうなんだ。いかに俺がラブコメ脳とはいえこれはたいへん微妙なところ。素直にマエシロウエズでいいんだ。恐らくいい雰囲気にしたかっただけで他意はないと思うけど。

マエシロといえば相変わらず貴重なツッコミ役として活躍するのが主ではあったものの、お風呂場の覗き穴会で、ツハコに「ウエズくんの裸も見られる」とマエシロを説得したのを俺は見逃さなかった。これはつまり周囲からも二人はそういう目で見られているってことで、いや、正直こういうさりげなくあざといのがいっちばんくるな!ははは。そんでもってマエシロしっかり見るのね。さすがバレンタインにおっぱいチョコを作る女。

そうはいっても、素直なラブコメ分今回だいぶ少なかったなぁ。気がつけばカデカルグシケンツハコの出番がすくねぇ。こいつらは前巻までにだいぶ目立ってたといえばそうなんだけど。もうちょっと多くてもいいはずだ。特にツハコグシケンは前巻であれだけやったんだからなにかしらの進展があってもよかったのに。ちょっと期待してたのに。

ってか無駄にアゲナウエズが絡む。バレンタインもそうだけど。素直にアゲナカデカルで絡ませないところに奥ゆかしい魅力を感じるのがラブコメ上級者…かもしれない。

いいや。メスのちんちん。これだけでも割とよかった。そんでもって巻末の廃墟ルポ漫画が、普通に面白かった。廃墟のことはよくわからなかったが、作者が廃墟好き過ぎることは伝わった。一人だけテンションダダ上がりだったことに後で映像見て気づくって。そういうの素敵。ええな。そういうの。

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