『だがしかし』アニメ7話:夏祭りサヤ師分増量ありがとうございました

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夏祭り回

だがしかしのアニメはAmazonプライムビデオのプライム会員向け無料視聴できるので、暇を見つけては見ている。今回の第7話は夏祭り回ということで、ココナツとサヤの夏祭りデートが見られるのかと楽しみだった。なにしろお医者さん回に並ぶニヤニヤ回。しかもアニメ全般的にサヤ師分増量されてるしね!期待通りいい感じに増量されていてとても俺得だった。以下ネタバレ。

だがしかしのアニメは、原作を元にしながらも各話を変則的に繋げたり演出を加えたりと構成に工夫が見られてとても良い感じ。ちょっと小学生には見せづらい感じにはなっているけれど、でもこの漫画の主なファン層って年齢高そうだし…。少年サンデー連載っていまだに信じがたい。ガキどもこれ読んでるの?

いやそれはいいんだけど夏祭り回ね。うん。終始ニヤニヤが止まらんかった。っつか夏祭りに年頃の男女二人で見回るって青春ポイントがメーター振り切ってるだろう。どんだけすごいことしてるのかわかってんのかココナツよ。

ところで親父がココナツとサヤを送り出すときの心中が省かれている。

03-a

省かれた心中
コトヤマ, だがしかし, 第3巻

↑のように、原作だとほたるのことを意識した描写があるのだが、それが省かれているのはどういう意図だろう。そしてエンドウこと兄貴が「色々お返しってことで」と手伝いを買って出る描写の追加…これは…サヤ師応援網できてる…?

チョコバナナを食べるサヤ師など細かくあざとい演出を加えつつ、浴衣褒めるシーン、ココナツのわたあめうんちくのサヤとのやりとりなど、ちょいちょいと二人の場面が増量(でもわたあめのところは原作のあっさりしたやりとりが好きだったんだけど)。

そして仕上げの金魚すくいな!ココナツが過去にも必勝法云々言っていたなど(原作ではこの点は特に言及されていなかった)、幼馴染演出を増量ありがとうございます。そして結局金魚をすくえず、おばちゃんからおまけで一匹もらって、それをココナツがサヤに渡すのだが…うん、こういうシーンこそ動きをつけてみたいよね。

コトヤマ, だがしかし, 第3巻

コトヤマ, だがしかし, 第3巻

↑原作だとこのように若干手が離れたところを切り出してコマに描かれている。これはこれでよいのだけれど、さすがアニメはしっかりと受け取るその瞬間まで動画で描かれる。こういうの嬉しいわ……アニメの醍醐味よなぁ。それで、手が触れたりはしないのな。それがいいんだ。それがいい。それでこの後二人で赤面する、と。はい、ありがとうございました。

ね、ベッタベタのラブコメ過ぎるといえばそうかもしれんし(特にココナツの反応のあざとさが上がっている気がする)、原作の多少あっさりとした描写の仕方のほうが、カップル未満の幼馴染の描写としては趣があるみたいな見方もあるかもしんない。でも、ええやん、こういうのも。たまには。ベタベタええやん。俺はもうとても楽しんだよ。脳溶ける。

とにかく、よかったってことよ。

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