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作・佐倉準。2017年12巻。やっと追いついたと思ったら新巻でているんだからもう。

そしてなんだか随分とラブコメしていてびっくりだよ。となりの関くんみたいな表紙しやがって…。ちひろがこんなに可愛くなるとは思わなかったなぁ。そして強くなったなぁ……。

話としては、湯神くんについてはあらかた語ってしまったからなのか、主に周囲の人物の身勝手さがよくわかる話が多かった気がする。まぁ湯神くんがおかしいのはいつものことだしね。

普通の人たちは、普通におかしい。皆なんだかんだと自分勝手。自分の都合を優先するあまり、他人の気持ちにまで頭が回らない。そんな様子を見ていると、一周回って湯神くんが一番まともに見えることもあるのだから、少年漫画なのに妙に示唆的な漫画である。実際この漫画で人生勉強している子どもたちもそこそこいそうである。

以下9-12巻感想。

... "『湯神くんには友達がいない』9-12巻感想:普通の人なんていない" を続けて読む

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作・佐倉準。2015年8巻。

1-6巻に続いて7-8巻もすーごい積読状態だった。正確に言うと8巻途中で止まっていた。ちひろがまたなんかこう、明らかにあかんそうなことするから、そこで。どうにも心臓に悪い。なんて豆腐メンタルな俺。心に傷を作りながら読んでいる、少年だった読者はけっこういるに違いない。あの時ちひろはどうすべきだったのか、をテーマに真剣10-50代しゃべり場。さすがに60超えたらどうでもいいかなって。多分。知らんけど。

ところで、8巻の表紙はラブコメ的には良い表紙である。話の内容もかなりラブコメっぽい展開になっている。というかこれまでの展開でも随一。ちひろと一緒にいるのを第三者にデートだと言われて、どうしていいのかわからなくなる湯神くん、という非常に貴重なものが見られる。まぁこの二人はスルメ的な味わいがあると思うけどな。ちひろは間違いなく男を見る目ないから湯神がいんじゃね。知らんけど。

しかしなんだかんだいって湯神くんの影響力凄まじい。以下7-8巻感想。

... "『湯神くんには友達がいない』7-8巻感想:ラブコメただしクリスマスを除く" を続けて読む

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作・佐倉準。2012年1巻。2017年5月現在、11巻まで出ている。だいぶ前にまとめ買いしていたのをようやく積読消化。

友達が"少ない"ではなく"いない"。0と1の間には越えられない壁がある。深刻度が違う。

閉鎖的な学校空間の人間関係を、孤高のぼっち湯神くん中心に描いた作品。色々と懐かしい気分に浸れる。なんか道徳が科目として必修化するらしいけど、教材決まらないならこれにすればいいんじゃないか 笑。

ラブコメ的に美味しいかと言うと、そういう作品ではないのことを念頭に置きつつ、恐らく一部のラブコメ好きの琴線に触れる。俺はまぁ微妙かなぁ。以下6巻までの感想。

... "『湯神くんには友達がいない』1-6巻感想:道徳の時間はこれ読ませたらいい、きっと教室気まずくなる" を続けて読む