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作・中村ゆうひ。連続系短編オムニバス。最終巻。何か現代小説めいた1巻、カップル感強まり普通のラブコメっぽくなった2巻に続き、この3巻は少し幻想的な少女漫画っぽい仕上がりの印象。感じとしては1巻に近いけど、1巻が現代小説の短編なら本巻はラブ分強めのショートショート。

また、あくまで少女漫画「っぽい」であって、基本的には少年漫画の文脈。こういうの見るたびに昔のガンガンを思い出す……あの頃のバランスだ……。

ほぼ全員顔と名前が一致しない系(ある意味リアル)だけどどれもいいと思える。ラブコメに必要なのは強烈な個性でもヒロインの太ももでもなく、どこにでもいる彼と彼女の恋心なのだなぁと再認識した今日この頃。

以下最終巻である3巻感想。もうちょっと読みたかった。久々の当たり。

... "『週刊少年ガール』3巻(最終巻)感想:秀逸な野郎向けラブコメショートショート" を続けて読む

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作・中村ゆうひ。全3巻。今回は2巻目。

1巻を読んだ時は現代小説みたいだなーと思った。今回も感じは変わらないが、1巻ほどの奇想天外さは影を潜め、多少普通のラブコメっぽくなった。が、カップル成立は全体の半分もない感じで、どちらかというと三角関係、片想いのほうが多いかもしれない。何度か顔を見せる子もちょくちょく。

以下2巻感想。

... "『週刊少年ガール』2巻感想:奇想天外さは多少薄れるがカップル感は強まる…しかし片想い多し" を続けて読む

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作者・中村ゆうひ。作品自体は全3巻で、2014-2015年にかけてやっていた模様。

表紙の子がヒロインというわけではない。いわゆるオムニバス形式で、いろんな女の子の恋する模様が、少年誌的文脈で描かれている。短編らしく、奇想天外で幻想的な設定が多く、現代小説みたいだなっていうのが第一印象。基本的にはヒロイン推しだけれど、中にはカップルものとしても良いものがちらほらとある。

1巻が無料で読めたので試し読みのつもりだったが、面白かったので2,3巻も買ったよ。続巻はまだ読んでいないけれど、ひとまず1巻感想。

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