大正処女御伽話– category –
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『大正処女御伽話』5巻(最終巻)感想:光あれ!
桐丘さな, 大正処女御伽話 5, 2017 完結巻。毎回毎回不穏に終わるからもうほんとどうなるんだと思っていたのだけれど、まぁ表紙のとおりだね。よかった、本当によかった……。 ご都合主義といえばそれまでかもしれないけれど、表紙のようになってくれないと読者の心的ダメージがはかりしれないからね。夕月が可愛い漫画だったが、珠彦の変化が感慨深い漫画でもあり、まぁ有りていに言って完全無欠のラブコメでございました。ありがとうございました。と言いつつ、珠代姉さんの闇をきっちり描いているあたりさすがと... -
『大正処女御伽話』4巻感想:早く結婚してください…
作・桐丘さな。2016年1巻、2017年4巻。 もう自立とか後でいいからはよ結婚せいや。いやしてください。安心させてください……。 話自体は甘々のニヤニヤで最高なんだけど、なんかこう常に暗い影がつきまとっているのがつらい。。。毎回毎回引きが……。 以下4巻感想。 前回記事 甘々からのほろ苦い新生活 本巻の内容としては、温泉サービス回からの珠彦と夕月のいちゃラブニヤニヤ回に続き、珠彦のほろ苦い学校新生活。すべてが連綿と続いていく。 巻の内容自体は、これまでのご褒美のような話が多い。いや、これまで... -
『大正処女御伽話』3巻感想:嗚呼ペシミストの恋、乙女の恋、にやにや必至の純愛万歳
作・桐丘さな。 2巻の終わりが非常に不安になる感じだったので、どうなるかなぁと恐々として読んだのだが……。 ええやん。むちゃニヤニヤできる。珠彦が夕月のこと好きすぎてニヤニヤ。珠子がツンデレ妹でニヤニヤ。ニヤニヤ必至。読んだ人はもれなく犯罪者フェイス待ったなし。 でも相変わらず胸糞な要素もあって、この後どうなるのかなぁという感じ。でもそんなシリアスが、この漫画を秀逸たらしめるスパイスになっている。以下3巻感想。 前回記事 バカップルはじまるよ 関東大震災という日本史上でも凄絶な災害... -
『大正処女御伽話』1-2巻感想:怖くなるほど健気可愛い
こんな健気に可愛いヒロイン久々 もう文句なしに可愛い。主人公・志摩珠彦のところにヒロイン・夕月が嫁ぐのだが、夕月の可愛さ半端ない。厭世的で何もかもに嫌気がさした珠彦に健気に尽くし、凍りついた心を溶かしまくり。そしてウブい。ウブ過ぎる。このカップル超ウブい。 大正人処女好き過ぎという想いからつけられたらしいタイトルに相応しく、本当に綺麗な恋模様が描かれる…のだが、あまりにも綺麗過ぎてちょっと怖いなと思いながら読んでいた。以下感想。 無茶苦茶可愛い 主人公・志摩珠彦は愛情以外の何不...
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