怪物王女– category –
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『怪物王女』20巻(最終巻)感想:最高のボーイ・ミーツ・ガールだった
20巻という長きに渡った王位継承争いにも決着がつく怪物王女最終巻。でも王位継承の争いは、この漫画の本質ではなかったと思う。ボーイ・ミーツ・ガールの総決算だよ。 以下ネタバレ感想ー。 前回記事 姫とヒロ、最後の戦い 王位継承の争いの結果は、要や延長戦である。進展があることは伺わせながらも、エミールの望んだように、姫が王になることはかなわなかった。王族の正体の肝心なところは、結局明かされず。そこまで踏み込む予定だったのかどうかはわからぬ。しかし、それは問題ではない。最後の最後、姫と... -
『怪物王女』12-19巻感想:ヒロが姫に相応しい男になっていく…
どう考えてもいわゆるB級のごった煮なんだが、それだけで終わらない何かを感じるのはやはり姫のキャラクターが為せる奇跡か。そして、あのヒロが、姫に相応しい男へと成長していく……二人の関係が強固に築かれ、絆の結ばれていく様が、本当に素敵やわ。 以下感想。 前回記事 ヒロが…なんという精悍な男に… 本作では定番の一つのタイムワープだが(ジゴワットの電力でな!)、9年後のヒロの登場には痺れた↓。 光永康則, 怪物王女, 第16巻 颯爽と登場し、ピンチの姫を救い出す!まさに姫と騎士ですよ!お姫様抱っこで... -
『怪物王女』8-11巻感想:姫の美しさに嘆息しつつ、ついに姫から背中を預けられたヒロに感慨
この漫画の姫様は、ちょっと他に類を見ない素晴らしいヒロインやね。高貴とか、気高いとか、尊いとか、まさにこれだ。そんな姫に夢中になって側にいると決めたヒロも、どんどん成長していて、ついに姫から背中を預けられるほどに……なんて感慨深いんだ。 それにしても、この漫画読んでると「お前はどれくらい知ってるかな?」となんだか試されている気分になるね。作品自体が広義のパロディみたいなところもあるけれど、知らないとパロディされていること自体気づかないくらいさらっと散りばめられていることも多い... -
『怪物王女』5-7巻感想:姫様が美しすぎてつらい…上司にしたいヒロイン
気高いという言葉がぴったりくるまさに姫様。全体的にB級映画のノリなのに、姫様のキャラクターが強烈かつ素晴らしいので、どの話も不思議と心地よい余韻がある。 男をダメにする女は二次元ラブコメ界じゃそう珍しくもないが、男を成長させる女となると、なかなか。姫様の元で頑張るヒロも少しずつ成長を遂げているなぁ。上司にしたいヒロイン筆頭候補笑 以下感想。 前回記事 ヒロも成長している まさに美しく気高い。「姫」の呼び名に恥じぬ姫様のもとで、頼りなかったヒロも成長を遂げている。6巻終わりの姫様救... -
『怪物王女』1-4巻感想:素敵なB級の寄せ鍋そして姫様可愛すぎ
どこまで読んだのか忘れてしまい、積読状態のまま最終巻も出て、読む機会のないまま随分時がたってしまった…。いや、面白いんだけれど、途中でダラけたんだったかな。今度こそ最後まで読もうと、1巻から読みなおし。20巻まで先は長い。 やっぱり姫様可愛い。以下感想。 これはよいB級 可愛らしいがどこか垢抜けない絵柄で、ホラーだったりスプラッタだったりモンスターだったり妖怪だったり古びた洋館だったり、色々なジャンルのB級的なものを寄せ集めたような漫画。武器がいちいちチェーンソーだったりするのがま...
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